落ち着きがない子にはダンスを習わせるべきです。
「うちの子落ちがないなー。何か良い習い事はないかな。」と思っている親御さんに朗報です。
落ち着きがない子の習い事にはダンスをオススメします。
ダンスと言ってもバレエではありません、ストリートダンスです。
この記事がオススメな人は
・子供にダンスを習わせようと考えている親御さん
・落ち着きがない子供の親御さん
・ダンスを習わせようと考えてる親御さん
結論から言うと、落ち着きがない子にダンスをオススメする4つの理由は次の通りです。
①得意を磨いて自信をつけられる
②ダンスはずっと動いていられるから苦じゃない
③いつでもどこでもダンスの練習できる
④静かな環境ではないから落ち着きない子が気にならない
以上です。上記を詳しく説明していきます。
この記事を書いているのはダンス指導歴17年の現役ダンスインストラクターです。ダンススタジオを経営しています。
それでは宜しくお願いします。
落ち着きがない子供にはダンスを習わせるべきである
私がなぜ落ち着きがない子にダンスを習わせるべきです。習い事をする時に親御さんは習い事を通して得られるスキルを求めます。
例えば、習い事でピアノを選ぶと音楽に触れる・リズム感・絶対音感などが身につきます。
ダンスを習いごとにするどのようなスキルが手に入るかというと、ざっくりいうとこんな感じです。
・リズム感
・総合的な身体能力
・表現力
習い事をどうやって選ぶ?
さて、習い事を選ぶ時どうやって選びますか?親御さんが親御さんが習い事を考える時、大きく分けて二通りの選択肢があります。
一つめは、短所を補うための習い事。
二つめは、長所を伸ばすための習い事。
落ち着きがない子というのはその名の通り、じっとしていられない子です。これを習い事を選ぶ理由に当てはめて見ると次のようになります。
【短所を補うための習い事】
落ち着きがない→落ち着きがあるような習い事をさせよう!→習字・座学
→短所を補うだけだから凡人にしかなれない
【長所を伸ばすための習い事】
落ち着きがない→動きを伸ばそう!→ダンス・運動
→長所を生かせるので人より秀でることができる。
このように、長所を伸ばして人よりも秀でるスキルを手に入れられるので子供の自信につながって行きます。短所を補っても凡人には変わりありませんからね。
私も小さい頃は落ち着きのない活発な子だった!
この記事を書いている私も落ち着きがない子でした。小学校の中休みはいつも校庭で遊んでいたし、座学の授業が続くと足がバタバタと動きます。通信簿にはどの科目の欄にも【落ち着きがない】と書かれていたものです。
私は落ち着きがないからという理由で習字を習わされていました。結果的には毛筆はまあまあできるようになりましたが、肝心の字は汚いままです(笑)落ち着きがないため、さっさと習字を終わせて外で遊ぼうという気持ちが強くて習字への取り組み方が雑になっていたのかもしれませんね。
30年前にはストリートダンススタジオなんて無かったですし、習い事の選択肢は少なかったから仕方ないです。親には感謝してます。
あの頃から運動やダンスに目覚めていたら、また違った世界が見えたのかもしれません。
ダンスを習うと自分の得意を磨いて自信をつけられる
できないことを克服するような習い事をするのは悪いことではありません。しかしそれは一般的な場所にとどまるだけで周りからしたら普通のことが普通にできるってだけです。
反対に、周りの人より得意なところをさらに伸ばすことができれば、周りに大差をつけられます。
せっかくお子さんに習い事をさせるのであれば周りの人よりも秀でられるものを身につけましょう。そううればお子さんの特技となり後に自信につなげられるからです。
出来ないことを出来るようにするよりも、得意なことをさらに伸ばせる習い事を選ぶと良い。
出来ないことを出来るようになったとしても周りと比べて大差ないが得意なことをさらに伸ばせば周りと差がついて自信になり、特技になる。
落ち着きがない子にはダンスを習わせるべき。
— しん@ダンスの先生 (@dancenoteacher) July 2, 2019
出来ないことを出来るようにするよりも、得意なことをさらに伸ばせる習い事を選ぶと良い。
出来ないことを出来るようになったとしても周りと比べて大差ないが得意なことをさらに伸ばせば周りと差がついて自信になり、特技になる。
落ち着きがない子にはダンスを習わせるべき。
今の習い事は違います。習い事の種類がいっぱいあります。落ち着きがないというのはデメリットになりがちですがダンスを習い事にすればメリットになります!
お子さんの得意なことを見つけて伸ばしてあげられるのは、親御さんです。得意なことを見つけて伸ばして自信に変えてあげましょう。
ダンスは動いていられるから落ち着きない子には苦じゃない
ダンスのレッスンのほとんどは体が動いているので、落ち着きが無い子にはもってこいの場所です。じっとしてなくていいからです。
落ち着きがない子がよく言われる言葉は「じっとしてなさい!」です。私も子供の頃に散々いわれていました(笑)落ち着きがない子はじっとじてなきゃいけない、止まってなきゃいけないというのはストレスを感じてしまいます。
しかしダンスは違います。
ダンスは動いてナンボです
先生には「もっとパワー全開で出しなさい!」なんて言われる始末。パワー全開で踊ったら先生に褒められます。たくさん動いて褒められるなんて落ち着きのない子供にとってはとっても良い環境ですよね。
「じっとしてなさい」と「パワー全開だしなさい!」
先生からお子さんにどっちを言われたら嬉しいですか?
ストレスを感じる環境で習い事をさせるよりも、自分らしく発散できる習い事の方が楽しく取り組めます。ですからダンスを習い事にするのは落ち着きがお子さんにとってベストだな環境だといえます。
3歳からダンスをはじめた男の子
3歳からダンスをはじめた男の子がいます。ある時ママさんに言われました。
「うちの子いろんな習い事の先生に落ち着きがないってずっと言われてきてたんです。暴れてOKで暴れて褒められる習い事ってほかにないですよ!ダンス習わせて良かったです!」
暴れてOK!というのはちょっと違うかなとも感じますが(笑)、じっとしていなきゃいけない習い事よりもその子にとってはダンスが習い事で良かったですね。
現在その男の子は小学5年生。今もだんすを続けています。ソロで踊ったり、ダンスチームを組んでダンスコンテストで活躍中です。
ダンスはいつでもどこでも練習できる
落ち着きが無い子はいつも体が動きたくて仕方ありません。ですから身体が動きたいときにダンスをする習慣をつければ膨大な練習をすることができ、結果的にダンスがうまくなっていきます。
いつでもどこでもダンスの練習ができる
落ち着きがない子にダンスを習わせるといつでもどこでも練習します。ただ単に落ち着きがなく動きっぱなしなのではなく、動いていること自体がダンスの練習になるとしたら好都合ですよね。
ダンスがうまくなるには練習しかありません。落ち着きなく動いて結果的に練習ができていたらダンスの上達も早いです。
ダンスは静かな環境ではないから落ち着きない子が気にならない
ストリートダンスを習う環境って子供達は全体的にワチャワチャしてます。特に小学校低学年はみんなワチャワチャです。ワチャワチャっていうのは静かな環境ではないということです。
静かな環境では落ち着きがない子は悪目立ちしちゃいますから、先生から注意を受けることが多くあります。
しかしワチャワチャの環境においては落ち着きがない子はさほど気になりません。ダンススタジオでは静かな子ほど目立つから不思議です。
親御さん安心してください
自分の子が他の子と違うからといって、ヤバいんじゃないかって心配される親御さんがいます。周りと比べる必要はないのだけれど、実際周りを見てみると他の子のほうが出来てたりして落ち込む。そんなことを考えてしまったりしてませんか?
ワチャワチャの環境に落ち着きがない子を入れてしまえばそんな心配をすることもありません。みんな同じように見えますし。落ち着きがない子が気にならないです。
まとめ:苦手なことと得意なことは誰にでもあります
人は誰しも欠点があって未完成ですから、苦手なものがあるものです。反対に得意なことって誰にでもあるんです。苦手を克服するよりも、もともともっている得意な素質を伸ばすほうが習い事としては人より秀でるので効果大です。
大人も同じです。
得意なんですことはどんな人でも絶対誰にでもあります。得意なことが無いという人は得意なことが何か見つけられないだけです。絶対あるので探してみましょう。得意なことを探して見つけて磨けばそれがあなたの武器になります。
いかがでしたでしょうか?
ダンスを習うことで子供達が楽しんで、キラキラ輝いてくれたら私は何よりも嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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