【ダンスインストラクター】ダンスを教えるのが上手い先生と下手な先生の違いとは

ダンスを始めよう

ダンスをこれから始める皆さんは誰でもダンスがカッコよく踊れるようになりたいですよね。

ダンス初心者さんは、ダンスを教えてもらう先生の教え方が上手な先生だとダンスの上達も早くなります。

 

ダンスを教えるのが上手い先生と下手な先生の違いについて教えます。

 

この記事がオススメな人はこんな方です。

・ダンスを教えるのが上手くなりたいダンスインストラクター
・ダンス初心者でどんな先生が良いか迷っている方

 

結論からいうと次のようになります。

 

【ダンスを教えるのが上手い先生】

・生徒を見ている

・出来ないところがわかる

・もともとダンスが下手な先生

・ダンスを上手くさせたい気持ちがある

 

【教えるのが下手な先生】

・生徒に目を配らない

・なぜ出来ないのかわからない

・説明が下手

・自分好きすぎる

 

上記を詳しく説明していきます。

 

この記事を書いているのはダンス指導歴17年の現役ダンスインストラクターです。ダンススタジオを経営しているダンス指導のプロです。

それでは宜しくお願いいたします。

ダンスを教えるのが上手い先生の特徴

ダンスを教えるのが上手い先生とはどんな先生でしょうか。

教えるのが上手い先生の特徴を挙げてみます。

生徒をちゃんと見ている先生

生徒のダンスをちゃんと見ている先生は教えるのが上手いです。

初心者さんはまず生徒の動きにちゃんと目を配っている先生に習うことをまずオススメします。レッスンのアイソレーションの最中に見本を見せながらも鏡ごしに生徒さんを見ている先生や、リズムトレーニングで一人一人の動きを見てくれる先生はあなたの動きを知ってくれてます。

わからないことがあったら積極的に質問してみてください。しっかり教えてくれます。

出来ないところがわかる

教えてもらう時にあなたのダンスを見てくれて「ここが出来てないよ」とアドバイスしてくれる先生は良い先生です!ダンスを見てくれている証拠です。

ダンススタジオでは10人〜多いところで30人近いレッスンもあります。先生一人に対しての人数があまりにも多いところでは先生は一人一人のダンスを見られません。指導も全体に向けてのレッスンになってしまいます。

ですから初心者の皆さんは少人数の10人程度のダンスレッスンをオススメします。

もともとダンスが下手な先生

もともとダンスが下手な先生はダンスを教えるのが上手いです。なぜかというと、もともとダンスが下手だった先生はなぜ生徒が出来ないのか、出来ない理由を身をもって理解できるからです。

身体能力が高くてもともとダンスが上手い先生は生徒が何故出来ないのかわからない人が多いです。“なんでこんなのができないの?”って疑問が頭に浮かんでる感じです。

もともとダンスが下手だった先生はあなたがダンスをできない理由をわかってくれます。

“私も出来なかったけどこうしたら出来るようになったよ”とアドバイスをくれます。

ダンスを上手くさせたい気持ちがある

情熱をもってダンス指導をしている先生に習うことをダンス初心者さんにはオススメします。ダンスを上手くさせてくれる先生に習うのが一番効率が良いです。

ダンスに対して情熱を持っている人で、ダンスを教える事に対しても情熱を持っている人は教えるのが上手いです。

実はダンスの先生に一番必要なのは上手くさせたいという気持ちがあるかどうかです。生徒たちは時間とお金を費やしてダンスを習いに来て、ダンスがうまくなりたいという結果を求めているわけですから、先生も上手くさせたいという気持ちを持ってやっていないと一向にダンスが上達していきません。

情熱を持ってダンスをしている人はいっぱいいます。ダンサーですから当たり前です。

しかし情熱を持ってダンス指導をしている先生はなかなか少ないです。

人気商売でダンスレッスンをしている先生にならっても、初心者さんはそんなに上手くなりませんよ。

 

ダンスを教えるのが下手な先生の特徴

ダンスを教えるのが下手な先生って、実際たくさんいます。私も何人もの先生にダンスを習ってきたのでわかるのですが、教えるのが下手先生もいっぱいいます。

生徒に目を配らない

生徒がアイソレーションしていてもリズムトレーニングしていても何していても生徒を見ていない。仲良い子達と楽しくやっているだけで全然見てくれていない。

そんな最低な質のレッスンをする先生も中にはいます。

こういう内輪なダンスレッスンばかりしている先生は徐々に生徒たちが減っていきます。なので気をつけてくださいね。レッスンの質を下げると生徒は確実に減っていきますから。

あまりにも感じが悪かったらとっとと違う先生のレッスンを受けましょう。

 

なぜ出来ないのかわからない

なぜ出来ないのかわからない先生もいます。こういう先生はもともと身体能力が高くて天才的な先生です。だから生徒たちがなぜダンスが出来ないのかがわからないのでアドバイスもできません。なんでこんなことさえできないのか不思議に思っているくらいです。

こういう先生はもともと天才ですから教えることは苦手です。

見て学べタイプです。でも初心者さんだと見て学ぶだけだとダンスってちょっと難しいですよね。頭でも理解したほうが早いですから。

とにかく説明が下手

話す言葉に語彙力がなく、説明が下手な先生も教えるのが下手な先生の部類です。生徒にとったら「何を言ってるのかさっぱりわからない先生」です。

何を言ってるのかわからない先生って学校にもいましたよね(笑)

 

私の知り合いの先生で説明が超下手くそな先生がいました。生徒がアドバイスをもらいにいくと「〇〇はさあ、アレがアレなんだよな〜。」とか、「もうちょっとなんだよな〜。」とか、とても抽象的なアドバイスをする先生です。

生徒の子はちょっとポカーンとした顔しながら先生のアドバイスを聞いていました。

アウトな先生 自分が一番好きすぎる先生

自分が一番好きすぎて生徒たちは自分のとりまき。チヤホヤされていたいタイプの先生はダンスを教えるなんてこれっぽちも考えてないですから受けてもダンスが上達するとは言えませんね。

ただ、一緒にダンスをして楽しい時間を共有できます。そのためのダンスレッスンであれば何も問題ないです。

ただ、自分がダンス上手くなりたくてストイックにダンスの上達を目指すのであれば自分大好き先生には習わないほうがいいですね。

 

ダンスがある程度上手くなれば先生は誰でもOK!

ダンスレッスンに慣れてある程度踊れるようになってくればレッスンを受ける先生は教えるのが下手な先生でも大丈夫です。

先生動きを感じとること

先生の動きを感じ取って踊ることができるようになりましょう。

教えるのが下手な先生にならったとしても、ダンスがめちゃめちゃ上手くて自分の理想としているダンスを踊るような先生だったら尚更です。しっかり動きをコピーして自分のスキルに取り入れてみてください。

言いたいことも感じとること

天才気質な先生や言葉を伝える語彙力の無い先生に習うことになったとしても、先生が何を言いたいのかを自分で解釈できるようになればいいだけです。

例えば先生に「もっとなんだよな〜!」って言われたとしたら、

・もっとダイナミックに動いたほうがいいのかな?

・もっと精度を上げたほうがいいのかな?

っとか、先生の言おうとすることを感じとる必要があります。

このスキルは実はダンス以外にも役立てられます。感覚で説明してくる人って結構多いですからね。野球の長嶋一茂監督とか(笑)

相手の言おうとしているところを感じ取ってみましょう。わからなかったら聞いてみる勇気も必要ですね。

まとめ:人として好きな先生を選べるようにしよう

ダンスの先生を選ぶときに一つアドバイスができるとしたら「ダンスも人としても好きな先生」を選ぶと良いです。その方が結果的に長続きします。

初心者さんは教えるのが上手い先生に習ってみてください。そしてある程度踊れるようになって、ダンスについていけるようになったらどんな先生でもかまいません。

ダンスが踊れるようになれば楽しいです。

踊れるようになって楽しいダンスライフをお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

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