ダンスの練習ってどこでやってますか?と聞かれれば私の場合は自分のスタジオを持っているので主にスタジオでやっています。
しかし、ダンサーを目指した若かりし頃から今までありとあらゆる場所でダンスの自主練習を重ねてきました。
いろんな練習場所があって場所によってメリット、デメリットがあるので今日は【自分に合うダンスの練習場所】をご紹介いたします。
結論からいうと、ダンスの練習場所は次の通りです。
【オススメするダンスの練習場所】 ・ダンススタジオ ・バンド練習スタジオ ・家の中 ・ビル前 ・夜の公園 ・駅地下はブレイクダンサー向け 振り付け練習などはスタジオがオススメ!ストリートは夜風が気持ちいいぞ!
以上です。詳しく説明していきます。
この記事を書いているのは、ダンス指導歴18年の現役ダンスインストラクターです。ダンススタジオを経営して、県で優勝経験を持つ高校ダンス部のコーチをしています。
ダンスの練習場所はどこ?
ダンスの練習場所で一番初めに思いつくのはもちろん、ダンススタジオですよね!
ダンススタジオは鏡がある!大音量で音楽を流しても何の問題もない!誰かに見られる心配もない!ノーストレスです!
しかし一つだけ考えられる要素はずばり、お金がかかるのです!
若い時はダンスしてバイトしていましたけど、やっぱりダンスの練習場所にスタジオを使うとかってなかなかお金をかけられませんでした。
ダンススタジオで練習するのはこんな人にオススメです!
ダンススタジオで練習するならばどんな練習に向いているかというと、ダンスの本番前で振り付けを全力で踊りたい人ですね!
なぜかというと、ダンスの舞台や本番が合って、ステージ上で全力で踊る練習をするのならスタジオが断然いいです!
広さも大きければ本番同様の動きもできますし、立ち位置も移動もバッチリ練習できるからです。
細かいアイソレなどの自主練は正直言って家でもできます。しかし本番同様のダンスを目指しているのであればスタジオで練習することが間違いなくパフォーマンスの向上になります。
私も本番前になるとスタジオを使って一人で通し練習をします。
フォーメーションの移動も抜くことなく練習できれば本番に他の演者がいても自分だけは正確に踊れますからね!
お金を使えるならばダンススタジオで練習するといいですね!
少人数なら個人利用できる小さいスタジオで練習会
都内だと個人利用の貸しスタジオ増えています。
都内の渋谷あたりですと、個人利用できる貸しスタジオも増えてきています。
大きいスタジオはちょっとお高いと感じているならば、1~2人用の貸しスタジオも使い勝手が良くていいですね。
少人数で練習するならば小さいスタジオで割り勘すればかなりリーズナブルにスタジオが使えます!
ただし1~2人用ですとスペースはかなり狭くなりますね。
狭いので本番の実寸を取っての練習はできないですが、振り付けの練習にはなると思います。
小さいスタジオは振り付けを作るにもオススメですよ!スタジオに籠もって集中できます。
意外と穴場なのはバンド練習の貸しスタジオ
意外と知られていない穴場なのがバンド練習用の貸しスタジオです。
なぜココが良いかというと3点あります。
①意外にいくつもある ②爆音OK! ③鏡もあるよ!
バンド練習用の貸しスタジオはダンススタジオよりも多くあります。ダンス人口よりもバンド人口の方が多いんですよね。
だから意外とどこにでもバンド練習用のスタジオはあります。
バンド練習用のスタジオには鏡もあるところが多いし、爆音欠けても大丈夫ですので一人でダンスの自主練するのには持ってこいだと思います。
今思いついたのですが、カラオケボックスもそうしてくれたら嬉しいですよね。
音が出せて迷惑がかからないところってありがたいです。
バンド練習用スタジオなので楽器やアンプが置いてあるので、使う時は壊さないように注意してくださいね。
お金がかからないダンス練習場所はどこ?
若者の皆様、そして毎日練習したいけどお金をかけたくないダンサーの皆さんに、お金がかからないダンス練習場所をご紹介します!
まあ、お金がかからないってことはぶっちゃけ場所なんてどこだって良いじゃん!ですよね。
若い時はビル前でひたすら踊る
私も若い時はもうビルの前でひたすら踊っていましたね。
横浜駅の東口改札の上の広場とか、川崎のフルロン前とか、渋谷だと安田ビルとか使っていましたね。
要するにストリートってやつですよ。通行量が多いのも構わずみんな踊ってましたねー。
今はあまり見かけませんが、みんな外で練習していましたよ。
ラジカセとかCDプレーヤーとスピーカー持ってきてビルのガラスに反射する自分の姿を見ながら踊っていました。
ガラスの写りが良いところがベストポジションでそこ狙って場所取りしてましたね。
毎回同じ場所に行ってるとそこで知り合いとかもできたりするんですよね。
ダンスレッスンやって終わったら外練みたいな流れがいつもで、楽しかったです。
今はどこでも警備員さんに注意されちゃうので使える場所を探せたらマナーを守って大事に使ってくださいね。
くれぐれもゴミやタバコの散らかしは厳禁ですよ!
夜の公園は気持ちいいぞ!
夜の公園での練習は気持ちいいです!
鏡が無いのでフィーリングで踊るしか無いですが、リズム練習やアイソレなども外で開放感の中で踊るのはめちゃ気持ちいいです!
私もワークアウトでたまに夜に30分くらいチャリ漕いでますが、チャリに飽きたら近所の公園で踊っております。
大きな音は流せないのでイヤホン付けて踊っています。
誰かに見られたら恥ずかしい!って思ってる方、実際、誰も見てませんよー。
慣れてしまえばそんなに恥ずかしいものでもありません。
夜の外練習は決して安全ではありません。なので若い女性の方などはあまりオススメでは無いですね。
人通りにある明るい公園なら良いでしょう。
あと、暗すぎる公園でワサワサ動いていると職質されるのでそちらには注意してくださいね!
家の中でも踊れます
あと、忘れてはいけないのが家の中です!
家の中でも十分練習はできます。
アイソレやウェーブの練習などは家でもできます
家で練習するときはスニーカーを履かずに練習しましょう!裸足で床を捉えて練習すると、足裏の重心の感覚が敏感になっていつもは感じない重心の練習にもなります。
リズムトレーニングも、家でやればドタバタしないでやるようにします。そうすると身体も緊張がなくなり、リラックスして脱力して踊る練習にもなりますね!
家で音楽をかける時は脱力してリズムをとる練習をすると効果的です!
駅地下の広場はブレイクダンサー向け!
駅地下の広場はブレイクダンサーが良く使っています。私もダンスを始めた10代の頃、ブレイクダンスをやり始めた頃は駅の広場を使わせてもらっていました。
なぜ駅の広場が良いかっていうと、フロアの状態がブレイクダンス向きだからです!
ブレイクダンスのような床でグルグル回ったり手をついたりするのはガッシガシのコンクリートではなかなかできません。
木材の床もしんどいです。摩擦が大きい床での技練は難しいですね。
ですので、駅の床が最高です!
ブレイクダンスにはツルツルのフロアの方が回りやすいんです!
回りやすいのですが、、、めちゃ汚れます。手も身体も真っ黒になっちゃうので汚れても良い練習着で帰ったらソッコーでシャワーを浴びてくださいね。
どこだって楽しく踊って練習できれば最高ハッピーな時間が過ごせます
色々と書きましたが、お気に入りの練習場所は見つかりましたか?
実をいうと、私はダンススタジオを持っているのにも関わらず、スタジオでの練習はあまりしていません。
振り付けを作る時はダンススタジオの入り口のドア前でやってるし、スタジオに入って「さあ!練習するぞー!」って気合いだけでになってしまいがちなのです。
なので隙間隙間で練習しています。
家でも近所の公園でもダンスが踊りたくなったらそこが練習場所なのです。
練習しなきゃ!って思うと練習しない自分にイライラしてくるので、練習しなきゃって思わないようにどこでも練習するのが練習を継続するポイントってことです。
ケータイ持ってイヤホン付ければもうダンスできます!
皆さんも最高のダンスライフをお過ごしください。
今日はここまでです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
コメント