ダンスをするには運動神経があったほうがいいの?ダンスは運動神経を良くするもの

ダンスを始めよう

ダンスに興味をもってやってみようとするとき、「私には運動神経がないから無理」だと諦めてませんか?大人も子供も、運動神経が良くないならダンスを習うべきだと私は思います。

 

結論からいうと、

 

ダンスを習うと運動神経が良くなります。

 

上記を詳しく説明します。

 

この記事がおススメな人はこんな人

・運動神経がないと思ってる人
・子供にダンスを習わせたい親御さん

 

この記事を書いているのはダンス指導歴17年の現役ダンスインストラクターです。3歳からシニア世代まで幅広い世代にダンスを教えています。

 

それでは宜しくお願いします。

ダンスで運動神経を良くしよう

スポーツが得意な人のことを運動神経がある。そうでない人を運動神経がない人という風潮がありますが、そもそも運動神経なんていう神経はありません。

運動神経について簡単に説明します。

運動神経とは

運動神経とは簡単に説明すると脳からの指令が身体に届くまでの伝達する神経の総称です。

人間が思ったように身体を動かすには

頭で考える(脳)         司令   こうやって動かしたい!

動かそう(運動神経)   伝達   動かしてくれーい!

身体が動く(身体)      実行   やったー!動いた!

 

頭で考えたこと、思った通りに身体が動かせるようにするには伝達信号がいかに早くそして正確であるかが重要となります。

生まれつき運動神経が無い人っていない

運動神経はトレーニングを繰り返すことによって良くなっていきます。ですから生まれつき運動神経が無い人っていません。運動神経がなければ身体は動かせませんからね。

 

運動神経がいい人は身体の動かし方が上手い人

運動神経が悪い人は身体の動かし方がわかってない人

 

ということになります。「うちの子運動神経が無いんです。」っていうママさん、ご安心ください。お子さんには運動神経はあります。そして運動神経はトレーニングでつけていくものなのです。

 

子供に運動を教えるなら10歳までが良いという理由

スキャモンの発育曲線というものがあります。人間の成長と発達機能についてまとめたものです。人間の身体は10歳あたりまでが神経発達がぐんぐん伸びていきます。この時期に運動を習得させると良いということです。

 

5歳から10歳までの時期は子供の身体能力と運動能力が急速に発達していく時期なんです。これをゴールデンエイジといいます。

 

簡単にいうと、10歳までに身体を動かすトレーニングをしたら運動神経がよくなるよってことです。

外遊びで養う運動神経

5歳から10歳までのゴールデンエイジ中の外遊びで自然と運動能力を身につけられます。しかし、近年子供たちの外遊びをする時間は減少傾向にあります。

ダンススタジオの生徒で6年生の子。ダンスのフォーメーションの時に走って移動するシーンがあったんです。

その時の女の子の走りかたがあまりにもドッタドッタしていて今でも記憶に残っています。足の裏面を全部つけ、腰が動かない感じで、ドッタドッタ音がします。あまににも不思議でなんでそんな走り方なんだろうって思ってたんです。

 

ある日その子のママさんとの会話の中で聞いたのは小さい頃にあまり外遊びに連れて行けなかったと話していました。外遊びって大事ね!っと感じた瞬間でした。

外で遊ぶ機会が少なければ、ダンスで運動神経を向上させていくことがおススメです。

運動神経を良くするにはダンスがおススメ

運動神経とは脳の伝達を体に送るための神経というのを説明しました。

では運動神経を良くするにはどうしたらいいでしょう?

答えは伝達機能を向上させることです。ダンスは神経伝達機能を向上させてくれます。

大人の神経伝達機能の向上

ダンス初心者の大人が体験しにくると、頭で考えて、頭で描いた動きを体言化していきます。振り覚えが遅い人っていう人はこの、脳の信号を身体に伝えるスピードがとても遅いんですね。

ですが、1年くらい休まずダンスを習ってみると、動きに慣れていき振り覚えも早くなっていきます。脳からの信号が身体に伝わるのが早くなるのです。

子供の運動神経を良くするにはダンスがおススメ

ダンスのレッスンには動きを真似する動作がほとんどです。ストレッチ、リズムトレー二ング、アイソレーション、そして振り付けは先生の動きを真似して動いていくものです。

ダンスを習得する上で正確に身体を動かしていき、神経伝達機能を高めるにより得られるのが以下の通りです。

・筋肉の発達
・スタミナ
・リズム感
・動きの正確さ

子供はダンスをしながら運動機能の向上を高めて神経伝達機能を正確にさせることにより運動神経が良くなるのです。

例外もあります  ダンサーでもボール運動は苦手

ダンサーは身体の使い方が上手いです。思ったように自分の身体をコントロールできますからどんなスポーツでも対応できます。

ですが、球技は別です(笑)

ボールを使っての運動はボール運動をしなければ向上しないようです。
ボールの特性、空間能力はボールを持って運動して培われるものですからね。

友達のダンサーでダンスは上手いけどバスケできないとか、ボール投げるのできない人はよくいます。

ボール運動も同じように10歳までにボールを投げる動作をしてなければ大人になった時に変なボールの投げ方をします。人間の身体って不思議ですよね。

まとめ:ダンスは運動神経を良くするもの

ダンスを習うことで習得すると得られるものは、

・持久力
・瞬発力
・バランス感覚
・体幹
・筋肉の増加
・神経伝達機能の向上
・リズム感

っとまあ、多いです。思ったようにからだが動かせればどんなスポーツをしても役にたちますよね!

要するに運動神経というのは思ったように身体が動かせて、しかもその機能が高いっていうことです。

ダンスは運動神経が悪いからできないというのではなく、運動神経を良くしようとするものと思ってやってみてもいいのではないかと私は思います。

総合的に身体能力を向上させられるダンスは子供の習い事におススメです。
ボール運動は近所の公園で日曜日に遊んであげれば良いと思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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