ダンスのレッスンで最初に教えることは子供たちにネガティブワードを言わないことです。
普段の私のレッスンで教える言わないことリストを紹介します。
「できない」って言わないこと
ダンスの先生をやっていると常に出くわす生徒が「できない」って簡単にいう生徒。
そりゃできないでしょう。ダンスってのはやらなきゃできないんだから。子供が最初に「できない」って諦めてしまったらこの先ずーっとダンスに限らずに「できない」で片付けられてしまいます。生徒たちにはどんどんチャレンジしていってほしいです。「できない」からやらないなんて可能性を狭めてしまいますよね。
「出来ないのは当たり前最初から出来てたら先生なんていらないんだよー」
などと私はいつもレッスンで伝えています。ダンスってできないことなんてないんです。やればやるだけできるようになるし、できないのは途中であきらめるからなんですよね。ステップなんて絶対できるようになる。1日100回やってみて!絶対できるようになるから!それでもできなかったら1日200回やってみ!要はできなくても簡単にあきらめないことを教えると良いですよ。
「疲れた」って言わないこと
「疲れた」が口癖の人っていますよね。私にしてみれば疲れたっていうのは超疲れた時で一人でいる時のみ言ってもいいんじゃないかって一言です。
ダンスのレッスンで「疲れた」っていうのは感染しちゃいます。子供はとくにそうです。疲れたって1人が言えば他の人も「疲れた」って言ってしまいどんどんレッスンの指揮が下がっていくのです。
なので私のレッスンでは「疲れた」って言うのを禁止にしています。
どうやって禁止にしたかというと、連帯責任です。
先生のクラスでは疲れたって言うの禁止ね。みんな「疲れた」に引っ張られちゃうから。だから疲れたって言ったら全員腹筋10回ね、「疲れた」って言った人は腹筋20回にします。
そうすると子供たちはゲーム感覚です。「疲れた」って言ったら腹筋をさせられるので大変です。まわりからは「なんでいうのー!!」とか言われちゃって責任重大。1レッスンで3回「疲れた」って言っちゃった子とかいますしね(笑)
だけどそのうちに「疲れた」っていうのを徐々に言わなくなってきます。新しく入った子にも「このクラスは疲れたっていうの禁止なんだよー」とか教える子も増えてきます。そうなったらこっちのもんです。子供たちは不思議と疲れなくなります。いや、疲れてるんだろうけどそんなの気にしなくなるからレッスンもやりやすくなると思います。
補足:「暑い」って言う代わりに「大好き」って言おう!
レッスンで汗をかいたら誰でも暑いです。だけど「暑い暑い」ばかり言ってるとはっきり言ってうるさいしポジティブな気持ちで言うならともかく、大抵がネガティブです。
ですので私はこう言います。
暑いのはわかったから「暑い」の代わりに「大好き」って言って!
せめてものポジティブワードに変換です。だけど子供たちは「あー大好き!ホントに大好き!」なんてふざけても言うのでクラスがポジティブになります。
ネガティブな感情は誰だって持ってるのですが、ダンスのレッスンでは必要ないですよね。
気持ちを切り替えられるようにすることと、ポジティブな気持ちが大事だと思います。
まとめ
常日頃からレッスンするクラスがいかに良い環境にできるかを考えてます。子供って素直でわかりやすいですからポジティブな気持ちにさせてあげれば自然と良い環境になっていきますよ。良い環境にできるのは先生自身だと思います。子供にとって最高の場所を作り上げてみてはいかがでしょうか。
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