スキップって何歳からできるでしょうか?
ダンス の先生がお答えします。
スキップは3歳から出来ます!!
この記事はこんな人におススメです。
・子供にスキップを教えたい先生方
・お子さんにスキップを教えたい親御さん
この記事を書いているのはダンス指導歴17年の現役ダンスインストラクターでダンススタジオを経営しています。3歳にスキップを教えて沢山の子供たちの成長を見てきました。
それでは宜しくお願いいたします。スキップ出来たら楽しいよ!
スキップが出来ないのはなぜだろう?
スキップが出来ないのは何故でしょうか?
理由は次の通りです。
①足の筋力が足りてない
②片足でバランスが取れない
③スキップのリズム感がない
となると、この3つの点が出来るようになったら3歳でもスキップはできるようになるのです。
足の筋力が足りてない子供はどんな子?
外遊びをしない子やあまり外出しない子は足の筋力がありません。よく歩く子は足が強く触ると筋肉がふっくら付いているし、体力もあるんです。だから外遊びって大事なんですね!走り回ったり、飛び跳ねたりしているうちに自然と筋肉がつきます。
下の子が小さいうちは上の子はなかなか外遊びに連れて行けないですね。
それが続いてしまうと上の子はドタドタと言う走り方になる。
なるべく外遊びに連れて行っていけない時は家でジャンプさせて!
そしたら足が強くなるし転ばなくなります😁👍
— しん@ダンスの先生 (@dancenoteacher) August 28, 2019
↑以前ツイートした内容です。
下の子が小さいうちは上の子はなかなか外遊びに連れて行けないですね。
それが続いてしまうと上の子はドタドタと言う走り方になる。
なるべく外遊びに連れて行っていけない時は家でジャンプさせて!
そしたら足が強くなるし転ばなくなります。
外遊びがなかなか出来なかったら、家の中でジャンプを沢山させてください。
そうすると筋力アップにつながります。
片足でバランスが取れない子供はどんな子?
片足でバランスが取れない子供はどんな子かというと特徴としては次のようになります。
・脚上げてキープする筋力が不足している
・体幹がない
ほぼほぼ体幹です。
体幹を鍛えて上げるとバランスはうまく取れるようになります。
スキップのリズム感がない
スキップのリズムは言葉で表すと「トーント」の繰り返しです。トーントトーントトーントと、スキップやったことがあればトーントで通じると思います。
このリズムはスキップでしか養われないリズムなのでスキップをする練習で覚えていけば良いと思います。
スキップを練習してみよう!〜スキップの教え方〜
さて、スキップはどうやって教えるのが良いでしょうか?
色んな方法があるうちの一つとしてやってみてください。
子供には噛み砕いて教えるのが良い
スキップができない子には噛み砕いて教えてみて‼️スキップができないって事はケンケンができなくてケンケンができない子はジャンプができない。ジャンプが踵上げてできるようになったら徐々にレベルアップしていけば出来ます!あとは手を繋いでスキップして、スキップのリズムを覚えます😊👍#スキップ
— しん@ダンスの先生 (@dancenoteacher) August 29, 2019
スキップが出来ない子には噛み砕いて教えてみてください。
スキップが出来ないということは→ケンケン(片足立ちで二度ジャンプ)が出来ない
ケンケンが出来ないということは→両足ジャンプができない
となっていますので。子供が今どの段階にいるのかを把握しましょう。
両足ジャンプが出来ない子へのアプローチ
まず両足でジャンプを継続することが出来ない子がスキップはできないです。
両足ジャンプの教え方です。
ジャンプして前に進んで行く練習をしてみましょう。音楽をかけて連続的にジャンプが出来ると良いです。音の速度はDA PUMPのUSAくらいの130bpmがちょうど良いです。
ぶっちゃけこの曲かけたら幼児さんは何も言わなくても飛び跳ねます(笑)
外遊びなかなか行けなかったら家の中でU.S.Aかけて飛び跳ねさせておけば勝手に筋力アップしていきます。
レッスンで行う場合は、スキップはスタジオの端から端までジャンプして移動してみると良いでしょう。
ケンケンが出来ない子へのアプローチ
ケンケンが出来ないということは、片足でバランスが取れないのです。
なのでまず片足でバランスを取る練習をしていきます。
やり方は色々あるので私がよく使うやり方を書いておきます。
・片手手を繋いで片足立ち、進化させて片足で立てるようにする。
・10秒数えてキープ!出来た人は手を上げる。
・競争形式でケンケンキープ。最後まで片足で残った子が勝ち!
3歳の子は手を繋いであげて、繋いだ手にかかる体重を子供のほうに戻してあげて自立できるようにすると良いです。年中さん年長さんは競争してみるとキャッキャと喜んでやります!
体幹を鍛える方法としても一つ挙げておくと、床にうつ伏せの状態で手と脚を付き、お腹が落ちない状態にして横移動すると良いでしょう。
↑イラストで説明するとこんな感じです!
両足でケンケンができるようにしましょう。
スキップのリズムの教え方
ケンケンが両足で出来るようになればあとはスキップのリズムを覚えるだけです。
スキップというのは前進しながらケンケンを2回交互に行えばいいのです。その時に必要なのがスキップのリズム。
スキップのリズムはどうやって教えるかというと、手を繋いで横をスキップしてあげれば良いだけです。手を繋いでゆっくり「ケンケン2回ずつやってみて!」と声かけしてあとは手を繋いでスキップすれば次第にスキップの「トーントトーント」のリズムを覚えていくので出来るようになります。
スキップのリズム感はスキップで覚えるのが一番効率が良いのです。
スキップを教える時のアドバイス
スキップを子供に教える時のアドバイスをまとめておきます。
なんでそんなこともできないの?
大人が簡単に出来ていても子供にとっては難しいことなんです。なんでそんなことも出来ないんだ?と感情で怒ったりするのはやめてください。そこをわかった上で教えてあげるようにしましょう。
出来てないことを笑わない
子供が一生懸命チャレンジしていることを、あまりの出来ないっぷりについつい笑ってしまうことがあります。しかし、あまり笑ってしまうと子供の自尊心を傷つけてしまうことになります。大人でもそうですが、プライドを傷つけられたらやる気は無くなりますよね。
微笑ましく見守ってあげてください。応援してあげる精神で取り組みましょう!
「惜しい!」「あとちょっと!」って変換しよう!
「ダメだ!」とか「出来てない!」というネガティブワードは子供のやる気を損ねてしまいます。負けず嫌いな子は何くそ!っと反骨精神で頑張るのですが、それ以外の子にとっては良い声かけではありませんね。
ネガティブワードは「惜しい!」や「あとちょっと!」ってポジティブ変換して声かけしてみてください。そうすると子供もあとちょっと頑張れば出来そうだという気持ちになるので前向きに頑張れます!
もしもネガティブワードが口癖であれば、言わないようにするだけで相乗効果で良くなりますので、是非やってみてくださいね。
スキップが出来たらたっぷり褒めてあげましょう!
スキップが出来たらたっぷりと褒めてあげましょう!ちょっと大袈裟くらいでちょうど良いです。
なぜならば幼児さんがダンスをするときに最初に“出来ない”とつまずくのがスキップなのです。
スキップが出来るようになるということは初めての成功体験を生むことになります。成功したら褒めてあげると次に難しいステップなどがやってきてもチャレンジしてみようと前向きに取り組む姿勢になっていくのです。
まとめ:スキップできると嬉しい!
いかがでしたでしょうか?何でも噛み砕いて教えることでとてもわかりやすくなっていきます。段階を踏んで教えることを覚えておくと良いでしょう。
もしもお子さんや生徒さんがスキップ出来なくてどうしたらいいのかわからなかったら、どこのポイントでつまずいているのかを考えてみてください。
スキップって、出来なくても生きていけるけどスキップ出来たら楽しいことや嬉しいことがあったときにスキップで表現できますね!
スキップでハッピーや幸せを表現してみてくださいね!ははは!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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