ダンスの先生と生徒と親の距離感は何が正解でしょうか?

ダンスの先生

ダンスの先生と生徒、生徒の親御さんとダンスの先生の距離感はどのようなものが正解か考えてみました。

 

距離感の正解は次のようになります。

 

①ダンスの先生と生徒

同性同士→2ショットご飯OK

異性同士→2ショットNG・複数ならご飯OK

生徒が未成年→プライベートNG

 

②ダンスの先生と生徒の親

同性同士→2ショットご飯NG

異性同士→最も2ショットNG

生徒同伴でも基本NG

 

上記を詳しく説明していきます。

 

この記事を書いているのはダンス指導歴17年の現役ダンスインストラクターでダンススタジオを経営しております。

 

ダンスの先生と生徒の関係ってなんだ?

ダンスの先生と生徒の関係って何なのでしょうか?

先生と生徒?

店員さんとお客さん?

アイドルとファン?

 

そこにはダンスの先生のあり方が見えます。

アイドルとファンの関係

人気な先生っていますよね!華があって、レッスンがめちゃめちゃ楽しくて、超盛り上がる。人気すぎてどこに行ってもキャーキャー言われて囲まれている先生。先生というより人気ダンサーというべきでしょうか。

20代の男性に多いアイドル先生です。この場合は生徒としていうというよりか、その先生が好きでファンとしてレッスンを受けている人が多いです。

この場合においての先生と生徒の関係は、アイドルとファンの関係です。

店員さんとお客さんと思っている先生はほぼいないです

ダンススタジオで教えている先生で生徒のことをお客さんと思っている先生はほぼいないと思います。自分のレッスンを受けてくれる生徒さんと思っていてこれは子供でも大人でも同じことが言えます。

ですから、お客さんとして接してほしい生徒さんとはトラブルになってしまうこともあります。

私の個人的主観ですが、スポーツクラブで教えているダンスの先生は生徒さんという意識より会員さん、お客さんとして接している方が多いですね。

スポーツクラブでは、先生はレッスンを受けてくれる人たちに対して自分の生徒さんというよりもスポーツクラブに所属している会員さんという認識ですから、お客さんという接し方で間違っていないです。

教えることに熱心な先生は生徒のことを生徒として見ている

ダンスの先生には色んなタイプの先生がいますね。中でも教える事に熱心な先生は生徒のことを紛れもなく生徒として見ています。教えることが好きだし、生徒の成長が嬉しい先生です。

ダンスの先生のほとんどがこのタイプに当てはまり、生徒のことを生徒として見ています。

ダンス先生と生徒の距離感について考える

ではダンス先生と生徒の距離感はどのようなものが適切なのでしょうか?

先生と生徒の距離感というのは、学校よりかはフランクな付き合い方をしている先生が多いと思います。

そこでプライベートを例に出して考えていきます。

先生と生徒の同性同士の2ショットご飯はOK

先生と生徒のご飯は同性同士は基本2ショットでも何ら問題ないと思います。同世代の若い先生だと仲間みたいな関係の先生と生徒もいます。反対に年齢が離れていれば師匠と弟子のような関係です。

もし生徒として先生にご飯に誘われたら行ってみてください。ダンスについて色々教えてくれるかもしれませんのでラッキーです。

異性同士なら2ショットご飯は気をつけたほうが良い

異性同士の2ショットご飯であれば気をつけたほうが良いでしょう。何を気をつけるかというと周りの目です。異性同士が2ショットでご飯を食べれば良からぬ噂が立つのはあたりまえです。ダンスの先生ならばなおさらです。

ダンスの先生は顔が広いのでどこで知り合いに会うかわかりません。ですから2人ご飯などは気をつけましょう。

生徒が未成年の場合はプライベートはNG

生徒が未成年の場合、プライベートで関わったりするのは先生として極力避けましょう。特に、男の先生と女子中学生とか、危ない香りしかしないので先生も生徒もお互いに気をつけましょう。プライベートで接するのはナシにしたほうが後々問題になることが少ないと思います。

私の聞いたことがある話で、女子高生の生徒を自分の家に連れ込んでお酒を飲ませたという先生がいたそうです。先生としてはアウトだし大人としてもヤバいですね。その先生は静かにクビになりました。今の時代当たり前ですね。

 

ダンスの先生と親の距離感は?

ダンスの先生と親御さんの距離感は基本的にプライベート全NGだと思います。その理由を説明いたします。

周りからはどうやってもひいきに思える

親御さんとのプライベート交流が全NGという理由の一番は、

周りから見たらどうやってもえこひいきに思えてしまうからです。

ダンスの先生は一人の生徒の先生ではないのです。ですからプライベートで仲良くする生徒の親御さんがいるとすれば、周りは絶対に良く思ってないでしょう。これは嫉妬です。ダンスの先生が好きなあまりの嫉妬に過ぎないのです。

嫉妬は変な妄想を作り出します。例えばそのプライベートで仲良くしている親御さんの子供がダンスの先生のナンバーでセンターになったとします。いくら先生が技術やセンスで選んだとしても周りの子やその親からは「プライベートで仲が良いからだ!」と思い込み、僻み倒すでしょう。

私は以前、先生はえこひいきするものだとブログの記事で以前書きました。

【リアルな話】ダンスの先生に“えこひいき”ってあるの? 

 

この内容ではダンスの先生が生徒に対してレッスン時にするえこひいきについてであり、えこひいきについて私は当たり前にあるもので良いと思ってます。

しかし、プライベートを共有してえこひいきするのは完全にナシですね。周りにいる子も自分の生徒ですから、嫌な思いをさせたくありません。出来るなら生徒に対して平等に接してあげるのが良い先生と言えるでしょう。

 

飲み会に誘わないでくれ!クラス合同でもだ!

私のダンススタジオのクラスは幼児さんから一緒だった子供と親御さんが多いので長い付き合いです。「打ち上げやるので先生良かったら来てください。」と呼ばれますが、私は誰かの送別会など以外はあんまり行かないようにしています。

複数のクラスを持っていると、そのクラスの生徒と親御さんだけ先生と仲良いんだって思われたくないからです。

だからただの飲み会、打ち上げなどは丁重ににお断りしております。

先生ではない位置付けになってしまう

あまり飲んだりプライベートで仲良くしすぎたりすると子供達は先生ではなく距離感がお兄さん、お姉さんのような位置になってしまいます。そして親御さんも同じように、先生として接しなくなります。

仲良くなるのは悪いことではありませんが、仲良くなりすぎて問題も出てきますから先生も親御さんも気をつけてください。

それと、子供の生徒の前で酔っ払うのもあまり良いとは言えません。子供達は先生に少なからず憧れを持っているのです。酔っ払って豹変した姿なんで見たら幻滅してしまいますからね。

 

親御さんとの2ショットは何のため?必要ないです

以前私はSNSから生徒の親御さんからこんな内容のメールが来ました。

「先生、今日夜空いてますか?娘の高校入学後の相談という名目でお食事でもいかがでしょうか?」

なんとなく濁して「今月は忙しいのでまた来月でも。」と遠回しに断りました。この断り方はキャバ嬢のテクニックで読んだことがあるので使ってみました。しかし翌月またお誘いが来ました。これはちゃんとお断りしなきゃいけないかなと思い、正直に言いました。

「すみません、生徒さんの親御さんとプライベートで2ショットというのはお断りさせていただいております。娘さんは可愛い生徒の一人です。今後ともよろしくお願いいたします。」

 

そして最大限に必要ないものは親御さんとの2ショットご飯です。これは全く必要の無いものだと思います。色んな意味で。

私はただのダンスの先生ですからね。

まとめ:色々失敗してきたから言えること

生徒や親御さんとの距離感は最終的にはそれぞれの個人的主観の中にあるとおもいますのでこの記事は私の主観が入っているのでご参考までにしてくださいね。

しかし、私はダンスの先生として生徒や親御さんとたくさん関わってきたからこそ、距離感を見出せるようになれました。何を隠そう、人間関係で沢山の失敗をしてきてしまったからであります。失敗してトラブルになってしまったことから学んだ距離感なので、あなたがどの立場だとしてもトラブルになりたくなければ適度な距離をとりましょう。ダンスを通して人間関係を学びながら構築していきましょう。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

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