【悲報】習い事のダンスは塾には負けるってリアルです

ダンスの先生

習い事のダンスを辞めてしまう理由で多いのがです。

塾と曜日が被ってレッスンに来れなくなった。

頭が悪すぎて塾に行かせないといけなくなった。

塾が理由で習い事のダンスを辞めてしまう子が多いのが現場のリアルです。

習い事のダンスは塾には負けてしまいます。ダンスの先生である私は習い事のダンスが塾に負けることが悲しくてしかたがありません。

 

そこで私の結論は次のようになります。

 

【習い事のダンスが塾に負けないようにするためには】

・勉強はある程度やっていた方がいいに決まっている
・良いところを伸ばすのが習い事であるべき
・小学生はオール3くらいでじゅうぶん

 

上記を詳しくお教えいたします。

この記事を書いているのはダンス指導歴17年の現役ダンスインストラクターです。ダンススタジオを5年経営しております。

それではお願いいたします。

習い事のダンスは塾には負けます

習い事のダンスは塾に負けます。ダンススタジオでダンスを教えているとダンスを辞める理由の中にいちばん入ってくるのが塾です。

何で親御さんは誰しも月謝もバカ高いのに子供を塾に入れたいのでしょうか?

親が塾に入れる理由

子供を塾に入れる理由は勉強が出来ないから。つまりは子供が普段勉強しない馬鹿だからです。

馬鹿にだけはさせたくない!自分の子が勉強できないなんて信じらんない!

そうやって思うからこそ子供を塾に入れたがるのです。

勉強できなくて将来困るよりも、勉強できるほうがいいですからね!

塾は学校を否定する

塾に入ると学校教育を否定しがちです。「学校で勉強したって何にもならない!塾のほうがわかりやすく教えてあげられるよ!」

そもそも塾に通うのは学校の勉強を補うためなのに、塾で植え付けられた塾魂により、学校よりも塾が素晴らしく塾が楽しいと教えられます。

そうるすとみんな学校では寝てて塾で勉強するみたいなことが起きます。

塾に来た理由は学校の勉強についていくためだったのに、塾に洗脳されていきます。

勉強ができたら好きなことをやっていいよという親

子供は勉強と好きなことの両立を求められます。これは悪いことではありません。勉強は子供たちにとってやらなければいけないことであり義務教育ですから、勉強することは求められて当然です。

 

【塾に行かせたがる親御さんのマインド】

学校の勉強ができない
↓
塾に入れされる ダンスは好きなことだから勉強のほうが優先されるべき!
↓
勉強出来なかったら ダンスやめて塾優先になる

 

このような親御さんのマインドの働きにより、ダンスが好きな子供でもダンスを辞めさせられて塾にブッ込まれるのです。

勉強はやっておいたほうが良いに決まっている

勉強はやっておいたほうが良いに決まっています。何で勉強するのかというと、世の中は勉強した人が得するシステムになっているからだと思います。

将来何を目的として生きていくのかは人それぞれですが、人生に目的を持って可能性の幅を広げられるのが勉強なのです。

しかし、勉強だけでしょうか?

ダンスだって得するシステムの一つといっても過言ではないのですよ!

ダンスだって得する!私が得したのは大学の推薦入試

私は大学に推薦入試で入りました。高校2年生からダンス部に入っていてダンス部の成績が良かったので大学は推薦入試にしました。

はじめてダンスやってて良かったー!と進路で思えた瞬間です。

今やダンスの先生ですから大学はあんまり関係ないない経歴ですが教師志望だった私が大学に行けたのはダンスのおかげです。

美容学校の奨学金をダンスで勝ち取った男子生徒

生徒の男の子で美容学校の奨学金をダンスで勝ち取った男の子がいました。

「ダンスやってるんだから、ダンスでアピールしなさい!」と顧問の先生に言われて、いきなりクラスのみんなの前でダンスを披露したらしいです。

クラスの友達の前で踊って度胸をつけて、美容学校の奨学金をダンスでゲットした男の子は今や表参道の有名美容院のカリスマ美容師となっています。

インスタのフォロワー1万人越えですからすげえ実力です。

ダンスという一芸を武器にすると使えるぞ!

このようにダンスという一芸を武器にすると社会に出て使えるんですよね。

芸は身を助けるっていうことわざもあるように、何かあったときに使える一芸があると武器になりますよね。

勉強だけやっていたら一芸は持てませんよ。

習い事はどうやって決めてますか?

習い事はどうやって決めてますか?

だいたいの親御さんは不足を補うための習い事をさせます。

勉強できない→塾

落ち着きがない→習字

私の親も私に不足を補うための習い事をさせました。おかげで勉強は嫌いじゃないというかもともと嫌いじゃない、やり方がわからないだけのバカでじっとしていられないよく動くタイプのおバカさんだった私に習わせたのは塾と習字でした。

塾と習字が悪いって言ってるわけではありません。

でも不足を補うための習い事では能力的に人の平均になるだけなので人より上には行けません。平均の人です。

子供の好きなことや得意なことを伸ばす習い事をすべき

子供の好きなことや得意なことを伸ばす習い事をすると、好きだからとことんやるし得意だから上達もします。

不足を補う習い事では人の上に行ける能力はありませんが、好きなことや得意なことを伸ばす習い事をさせれば能力的に人より秀でることができます。

人より秀でることができると、それだけで自信に繋がるのです!

アメリカって塾がないって知ってた?

アメリカって日本みたいに塾って無いんです。

調べてみたところ、アメリカの教育ではテストの点だけではなく、生徒の課外活動や受賞歴など総合的な判断で大学に入学できるそうです。

なんだかそう聞くと日本の入試制度に疑問が出て来ちゃいましたよね。

知識を詰め込んだだけの勉強だけでは学力が豊かになるとは到底思えません。

なぜ頭が悪くてダンスを辞めさせられてしまうのか?

なんで頭が悪くてダンスを辞めさせられてしまうのでしょうか。

本当に頭が悪いのでしょうか?

勉強のやり方がわかってない子が多い

しかし、頭が悪い子っていうのは実をいうと少なくて、勉強のやり方をわかっていないから頭が悪いと勘違いしている子が多いです。

ダンスも出来て振り付けを覚えるのも早いのに勉強ができないわけないじゃないですか。

学校の勉強ってほぼ暗記なのですから!

私もこのタイプの人間でした。頭が悪い!でも頭が悪いっていうのは勉強のやり方がわかっていなかっただけだったのです。

勉強の仕方さえわかればいいのに

勉強の仕方っていうのは、ほぼほぼ暗記のやり方です。自分なりの暗記の仕方を確立させてしまえばあとはこっちのものです。

ダンスも同じこと。自分なりのダンスの覚え方を確立させてしまえば振り付けなんか早く覚えられます。これも暗記ですね。

例えば私の場合で言うと、漢字の読み書きの場合、「読み」は声に出して読みます。わからないところは答えを見てとにかく読む。舞台のセリフ覚えのような感じで、台本に見立てた感じを見て読んでインプットします。

間違えたら最初からやり直しってルールにしてとにかく1ページ完璧に読みます。最後に一回だけ書いて丸つけして終わりです。

漢字の「書き」の場合はとにかく書きます。漢字50問だとしたら10問ずつ書いてテストして完璧にします。何度も書いてダンスみたいに身体に染み込ませます。

私の漢字練習のように、自分なりの勉強のやり方が確立されていなくて、問題をとにかく沢山解けば頭が良くなると思っていると、テストの点はあがらないので成績も上がらないのです。

勉強するならやり方を学ぶべきです。

勉強しなさいと言うならやり方を教えてあげたらいい

「勉強しなさい」と言うのなら、やり方を教えてあげるといいです。

子供ってスポンジみたいなものなのでやり方さえわかったら吸収ハンパないですからね!

勉強のやり方がわかればいいのです。

オール3くらいでじゅうぶん

子供に期待をかけすぎているからなのか、勉強できない子にとにかく勉強して頭を良くさせようとする親御さんも多いです。

とりあえずはオール3を目指しましょう。人並みに出来るようになるには塾なんて行かなくても学校の勉強さえ頑張っていれば大丈夫です。

学校の勉強を教えられないから塾にブッ込む親御さんも多いですが、子供と向き合う時間をちょっとだけ作って教えてあげるのも悪くない時間のかけ方だと思います。

まとめ:塾でダンスをやめるなってことが言いたい!

私がこのブログで言いたいのは、塾でダンスを辞めるなってことが言いたいのです。

何事も続けることが一番難しいのです。そんな中で週1回のダンスでも5年間続けているっていうのだけでもすごいのです!

5年も続けられるのなら部活なんてチョロいもんです。毎日やっても2年半くらいで終わってしまうのですから。

ただ、週1回のダンスを辞めるのであれば残りの週6の毎日勉強に費やしたらダンス辞めなくても良いだろう!と思うのです。

ダンスで作り上げた身体って財産です。身体を鍛えるので心も鍛えられます。

心と身体が大事です。そして一芸というのは武器になります。

負けるな!習い事のダンス!

ということでどうかダンスを続けさせてあげてください。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

 

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