負けるな!地方から上京してきた一人暮らしダンサーたちへ!

ダンスの先生

先日、私のスタジオの元に新しい先生の募集で面接に来たダンサーの子がいました。

地方の島根県出身で、東京のダンス専門学校に通うために上京してきた女の子です。

面接で話を聞くと、応援したくなったのでブログを書きます。

上京してダンサーを目指すならば次のことを頭に叩き込んでおいてください。

【地方出身上京ダンサーにアドバイスするなら】

・一人暮らしは費用がかかる
・行動しなきゃ何も生まれない!
・縦のツテと横のツテを作るように動く

以上です。

この記事を書いているのは、ダンス指導歴17年の現役ダンスインストラクターです。県で有名な強豪校のダンス部のコーチをしながら、ダンススタジオを経営しております。

 

それでは宜しくお願いいたします。

ダンサーになりたくて上京したいならやっておくこと

ダンサーになりたくて上京したいならまずやっておくことがあります。

何事も準備が大事です。準備していないと上京したあとで多くの問題に一人で立ち向かわないといけません。上京する前に確実に準備しておきましょう。

お金の準備

まずはお金の準備です。

上京して部屋を借りるとして敷金礼金、引越しの資金、家具家電と一人暮らしをするには何かとお金がかかります。

都内近郊だと一人暮らしの家賃は1ヶ月7万円程度。

敷金礼金が1ヶ月分だとして、仲介手数料、部屋のクリーニング代、保証料、鍵の交換代、火災保険などを全てひっくるめたとしても50万円くらいはかかります。家賃の半年分くらいが必要になります。

7万円代だとしたら7万円×6ヶ月分=47万円程度の初期費用

引越し資金は家具とかがなければ車で運んでしまう方が良いでしょう。

家具家電は意外とお金がかかる

一人暮らしを始めるときに、家具家電を買う費用が思ってた以上にかかります。

家具と聞いてベットとテーブルくらいならと思うかもしれませんが、必要な家具家電を書いておきますのでご参考にしてください。

・ベット・テーブル・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・コンロ

・布団・カーテン・マット

などなどです。一人暮らしに必要最低限の家具家電を選びましょう。安いものでも意外と値段がかかります。

一人暮らしをすると出費が多くなる

また、一人暮らしを始めてからも実家に暮らすよりもはるかにお金がかかりますね。

電気、ガス、水道、などの公共料金の支払い、自宅にWi-Fi設置する費用やケータイ代も出費です。

だからダンスをする側でバイトをしないといけなくなるわけです。

ダンスとバイトの両立をしなければなりません。そしてダンスしてバイトして、帰ってきたら洗濯して自炊して、

超大変ですよー!実家暮らしとは大違いなんです。

ダンスにカツカツで疲れて帰ってきても美味しいご飯が待ってるわけでもないし、お風呂が湧いているわけでもないし、洗濯物が畳んで返ってくることもありません。

実家のありがたさを痛感するのです。

もし今高校生で、上京してダンスをやりたいと考えているのであれば、高校在学中にバイトしてとりあえず150万円くらいは貯めておくと良いでしょう。

お金は無いと心配ですが、あれば心の余裕が生まれます。

 

ダンサーになりたくて上京してダンスで何がしたい?

ダンサーになりたくて上京してもダンスで何がしたいのかが明確でない、とりあえずダンスするために上京した。そこまでの人が多いです。

ダンスで何がしたいのですか?ダンスが上手くなりたいだけであれば、上京しなくても叶えられますよ。

とりあえずダンスがしたくて専門学校に通って、上京しました。最初はそれでもいいですが、その後の自分のダンスライフを考えていかなければ、将来ダンサーになる夢は叶えられません。

そこで、アドバイスします。

地方出身のダンサー志望者はダンサーになったら何がしたいのか、どんなダンサーになりたいのかを、未来を描いておくのです。

行動しなければ何も生まれない!

先日こんなツイートをしました。

行動あるのみ!だってチャンスは待ってても来ないし、掴み取るには準備しておかなきゃいざというチャンスさえも掴めないでしょ。行動を早くした人が勝ちなんですよ。世の中ってものは!待っててチャンスが巡ってくる人は、もともと才能がある1%の人です。だから才能無いって思ったら速行動!

 

なぜこんなことをいうかというと、行動しなきゃ何も起こらないからです。マジです。

自分でやりたいことがあるのにそれを叶える行動をしていない人がほとんどです。なんでかというと、今のやらなければいけないことに追われてしまうからです。

その先に何があるの?ということを考えて今行動していますか?ガムシャラに今を生きても、来年も同じようにガムシャラに生きてるだけです。自分の理想とする未来を想像して行動していかなければ、いつまで立っても同じ立ち位置にいます。

未来に向けて行動あるのみです!どんどん行動していってください。そしてチャンスを自分で掴むのです。

縦のつながりと横のつながりが大事

営業って言葉をご存知でしょうか?サラリーマンだと想像つきやすいですよね。自分の会社を売り込むために外回りをして会社へ出向き毎日働いていますよね。

ダンサーは個人事業主つまりは自分が社長で自分という会社を経営していくのです。

自分を使ってくれる取引会社を増やしていけば、ダンサーとしての仕事が舞い込んでくるでしょう。

縦のつながりと横のつながりを作ることをしてください。コネクションは自分で動き出さなければいつまでたっても作れません。どういうダンサーで、どういうダンスが踊れて、どんなことが仕事としてできるのかを売り込みまくりましょう。

コネクションがないなら作れば良い!

おすすめするのは、将来同じようにダンサーになる人とのつながりを沢山作っておくと良いですね。

地方から出てきて知り合いのダンサーもいないのであれば、専門学校で先輩と友達を沢山作っておくことです。しかも、将来ダンサーになる人と繋がっていると、後々あなたと一緒になって仕事をしてくれる仲間になるかもしれません。

私はダンススタジオを経営しています。最初にインストラクターを頼んだのは全員ダンサー仲間です。ダンサー仲間がいたからこそ、今も経営できております。

いつも助けてくれるのは人です。つながりがあると良いですね。

ダンサーでシェアハウスはおすすめ!

ダンサーの友達でシェアハウスすることはお勧めです!

私は上京するなら一番コレが良いと思います。

ダンサー同士のコネクションもできますし、何より一人暮らしよりもお金が浮きます。一挙了得ですよね!

私のスタジオで働いている先生方も、昔はダンサー仲間でシェアハウスしていたって人が2人いますが、仲いいし楽しそうな話をよくしてくれます。

私の一人暮らしのきっかけ

私が最初に一人暮らしを始めたのは25歳の時。大学を卒業して3年間はダンスをやりまくろうと、実家からダンススタジオとバイトの往復でした。

その頃の私はダンスしかしていなかったし、オトンは私が何をやっているのか何も聞きませんでした。

いわゆる会話のない親子です。

ある日のことです。

父親に「ダンスで税金払えるようになったら認めてやるよ!自立しろ!」と言われ、人のやりたい事も素直に応援できねーのかよ!家を出てやる!と思ったのがきっかけでした。

おそらくオトンは、私の将来を心配していたんだと思います。

あれから10年たちました。

今ではダンススタジオを経営して、母と姉が働いております。

あの時言われなかったら、好き勝手ダンスやってただけで、ダンスは趣味だったのかもしれません。

その時はイラッとしかしなかった父の発言にも、感謝しなければなりません。

まとめ:やると決めたからには実現させること!

上京ダンサーのデメリットは多数あります。まずお金。そして次に一人という孤独。最後にあるのは、実家から通っているダンサーとの格差です。

帰ってきたら、家族がいて、寂しくなくて、お風呂が湧いてて、夕ご飯があって、洗濯物も自動で出てきて、車も好きに使えて、実家だから家賃もいらなくて、バイト代は自分の遊ぶために使って、時間があるからダンスの練習も悠々とできるような実家暮らしダンサーに嫉妬するのも当たり前です。

でも、そんな人と比べたって何も起きません。だから何?って感じです。

上京してきて一人でやっていくと決めたからには実行させてください。ダンサーになってください。

ダンサーになって輝く舞台の上で踊って夢を叶えてください。

一人暮らしも孤独な夜も慣れます。慣れれば大丈夫です。夢に向かって一歩ずつ実現させてください。私は応援しています!

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

 

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