ダンスが上手くなるにはダンスが上手いとはどういうことかを考えればいい

ダンスの先生

「ダンスが上手くなるにはどうすればいいですか?」と聞かれます。

先生の立場に立っている人は誰でも、

「練習をしなさい。」と言うんです。

 

でもどんな練習をすればいいかわかっている人は少ないです。なぜなら振り付けができたらOKだと思っている人が多いからです。なので今回はちょっと噛み砕いて、どうやったらうまくなるのかの前に、上手く踊るには何が必要かということを考えていきます。

 

結論から言うとダンスがうまく踊れるようになるには、

・身体能力UP 筋力UP

・リズム感 リズムトレーニング 身体の連動をつくる

・身体のコントロール アイソレ

・音楽をよく聴いて表現する

・うまい人の動きを盗む

 

この5つが出来るとダンスはうまく踊れるようになっていきます。

 

上記を詳しく説明いたします。

 

この記事を書いているのはダンス指導歴17年の現役ダンスインストラクターです。ダンススタジオを経営しております。

 

宜しくお願いします。

ダンスがうまくなるにはどうすればいいですか?

ダンスがうまくなるにはどうしたら良いかという質問はとても漠然としていると思います。

わからない時は具体的にダンスが上手いとは何を持って言えるのかを考えてみてください。

 

【ダンスが上手いとは】

例)

・踊りにメリハリがある

・リズムの取り方がカッコいい

・身体をよく使いこなせている

 

このように自分で考えてみたらいくらでも出てきそうですね!上手いというのが何かを考えたれたらあとは具体的に自分の課題としていけば良いのです。

 

踊りにメリハリをつければダンスがうまくなる

初心者の方のダンスがフワフワしていたりキレがないのは単純に筋力不足なことが多いです。

ダンスは全身運動なので全身の筋力をつけることでキレが生まれ、メリハリのあるダンスを踊れるようになります。

自分のダンスにメリハリが無いと感じたらまずは筋力アップをさせることがレベルアップに近づきます。

両腕、両足、腹筋、背筋の筋力をつけることをオススメします。

リズムトレーニングは絶対やった方がいい

リズムトレーニングは絶対にやったほうが良いです。リズム感が養われるだけでなく、身体の連動をマスターできるようになるからです。

ダンスが下手な人は身体が連動していない人が多いです。

身体が連動していない人のダンスはカクカクとしていたり、しなやかさが欠けています。身体を連動させて動かせるようにするにはリズムトレー二ングが重要なのです。

 

身体を自由にこなすにはコントロールが必要

自分ではうまく踊れたと思っても後からビデオを取って見てみると上手く踊れてないやと落ち込んだことはありませんか?

身体を自由に自由に動かすには部位ごとのコントロール力が必要になってきます。

そのためにはアイソレーションが必要となります。

アイソレーションは身体のパーツを独立させて動かすというトレーニングのことを言います。コントロールして動かすこと、そして可動域を広げる練習になるのがアイソレーションです。

 

振り付けばかり練習してもダンスはうまくならない!?

要するにダンスが上手くなるには基礎練しかないんです。

振り付けは応用なんです。振り付けは動きのバリエーションが増えるし楽しいから子供も大人も振りばっかり練習するのですが、ダンスがうまくなるために必要なことは筋トレ・リズムトレー二ング・アイソレーションの中に入っています。

だから振り付けばっかり練習をしていてもダンスは上手くならないのです。

ハンドウェーブを続けた女の子の話

基礎練は地味です。地味であるから飽きます。でも積み上げることで絶対に上手くなるんです。

生徒の子でハンドウェーブをやらせた子がいます。右手から左手へとウェーブを通す。ハンドウェーブをやったことがある方ならわかると思いますが、ハンドウェーブは一つ一つの部位の位置を身体で覚えてコントロールしなければウェーブが通っているように見えません。

この練習も地味なのですが、スタジオの選抜クラスを受講している生徒だったのでどうしても習得する必要がありました。その生徒の子は一日100回左右にウェーブを通しまくり、3ヶ月後には綺麗なウェーブを通せるようになりました。

 

地味な練習も積み上げれば誰でもモノになります。要はやるかやらないかなのです。コツコツ頑張ってみてください。

 

ダンスは表現だからセンスを磨け

ダンスは表現です。どんなダンスを踊るとしても自分感情もしくは何かを表現するものがダンスなのです。だからセンスを磨くとダンスの上手さにプラスアルファをつけることができます。

音楽をよく聴いて表現してみよう

ダンスはスポーツではないのです。音楽に乗る、リズムを体現する、音楽のイメージに合わせて身体で表現ができれば一段とダンスがうまくなります。

音楽を聴いていないで踊ると音楽よりも動きが早くなってズレてしまったり、音の強さと身体の強さが合ってなかったりと見ていて残念な感じになりがちです。

音の強さやリズムの取り方がで音楽を表現できるようにすれば、即興で踊ることも可能となっていきます。音を表現するセンスを磨き上げましょう。

上手い人の動きはパクってみよう

上手い人の動きは堂々と動きをパクってみましょう。パクるというのは“完コピ”ができるくらいということです。ダンスが上手い人のリズムの前や身体の角度まで真似できればダンスが上手くなります。

そのためには上手い人の「ここが上手いというところはどの部分か?」というのが自分で理解できていなけいけないのです。

ダンスの動画を沢山見て、有名ダンサーのどの部分が上手い動きなのかがわかるセンスを磨きましょう。

やっぱりダンス上手い人ってよくダンスを見ている

やっぱりダンスが上手い人って見る目も養っていますね。よくダンサーの動画を見たりしています。ダンスの上手い人はダンスを見ているというか、身体をよく見ているのです。どうやって身体を使ったらこう見えるのかとかをよく考えていますね。

ダンスの練習よりも研究をしているって感じです。

 

まとめ:どこが強化したいポイントかを見極めること

いかがでしたでしょうか?ダンスが上手くなりたい人はたくさんいると思いますが、上手くなるために必要なことを理解することで練習のアプローチも変わってくるのではないでしょうか。

自分のダンスのどこが強化したい部分なのかを明確にしてダンス練習をしましょう。そして効率的にスキルアップしてワンランク上を目指していきましょう。

ステキなダンスライフをお過ごしくださいね!

 

さいごまで読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

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