【ダンスの先生が教える】他の人よりもできないならやめて正解!他に行け!

ダンスの先生

周りの人が出来ていて自分だけできないことはやめて正解って話をしようと思います。

ダンスをやっていると、挫折することってあるんですよね。

どんなに頑張ってもやっぱりこれ出来ないって感じること。

そういうものにぶつかってしまったら

やめて正解かもしれません。

どんなに頑張ったとしても、人よりも劣る点は人より上にはならないからです。それならばスタート地点で人よりも得意とするものを磨き上げた方が、自分の武器になるということです。

 

上記を詳しく説明していきます。

 

この記事を書いているのはダンス指導歴17年、現役ダンスインストラクターでダンススタジオを経営しています。多くの生徒を見てきました。

それでは宜しくお願いします。

人間みんな得意不得意はありますから。

 

ダンスでも得意と不得意がある

ダンスをやっていても得意なことと不得意なことが見つかります。

私の場合でいうと、

得意なことはダンスを指導すること

不得意なことは一つのジャンルだけをやり続けること

 

なぜ不得意なのかというと、やりたいものが年々変わってきてしまうからです。

ダンスを始めたころはブレイクの技が超カッコいいと憧れてウィンドミルがどうしてもやりたかったし、20代はHIPHOPとR&Bをやり続けて30歳半ばではアニメーションダンスやPOPPINにハマってます。

それでもダンスは一生続けていきたいです。

やりたいものと評価されるものが違うって人いるよね

スタジオに通う男の子で、自分はガッツガツのSWAG系のHIPHOPが好きなのに、評価されるのは身軽に踊るハウス系が得意って子がいます。ハウス系のダンスを踊ればソロコンテストで入賞するほどです。

やりたいダンスと周りから評価されるダンスが違う時ってちょっともどかしいですよね。

得意分野と不得意分野の両方とうまく付き合ってみる

しかし、得意分野があるということは良いことなんですよ。最初から与えられている才能だと思ってください。いくらやりたいことではなかったとしても得意分野と仲良くなればその方向で成功することは不得意分野を成功させることよりも難しくはないです。得意分野があればラッキーなんです!

 

反対に不得意分野があるとしたらあなたはどうしますか?
頑張って努力してスキルを磨きあげますか?

私が思うに不得意分野は諦めてしまえと思うんです。
そういう生き方だってありますから。

いじめで不登校ひきこもりになった子の話

スタジオに来ている女の子で中学時代に友達関係のトラブルでいじめにあい、不登校になった子がいます。

最初にスタジオに来た時は色白で猫背、髪は肩より下でちょっと伸びきった感じ。会話も小さい声でとても弱そうでした。学校がある時間に来ていたので先生としての勘が「あ、これは何かあったな」と察しました。

女の子のお母さんからは「色々大変だったんです・・・」となんとなく色々大変だったことを知らされました。

ダンスで取り戻していく元の自分

ダンススタジオに通って1ヶ月くらいで女の子のママさんからダンスについていけないからプライベートレッスンをしてほしいと頼まれました。

女の子は真面目な子です。練習も毎回してくるし、一生懸命です。プライベートレッスンで話すことも増え、不登校になった理由やいじめられて自殺未遂までいったことについて話してくれました。

ダンスを習って半年、女の子はダンスで身体を鍛え、スタジオで色んな人と話すようになって徐々に明るさと元気を取り戻していきました。

高校進学もできて「友達が出来ましたー!」と明るく報告してくれて良かったじゃん!とみんなから言われてました。

楽しい高校生活も長くは続かなかった

高校生活がしばらくすると、その子は高校に行かなくなってしまいました。レッスン終わった後にダラダラと喋っているときに高校生活の様子を聞いていると、いじめまではいかないですが、人間関係の構築にあまりうまく行ってないみたいな話をしていました。

学表のほうは半分通信制の高校なのでレポートを出せば単位は取れるそうでそこは安心です。昼間はバイトして、夜はダンスをして生活してます。

人間関係に不向きなら違う生き方だってある

その子は大学に行きたいと言ってます。大学生って楽しそうだから行ってみたい!たぶん普通の大学生みたいに楽しみたいんだと思います。

でも私から見るとその子は性格的にも同年代と人間関係を作るのが難しいのだろうなって思います。だからうまくいかないんだよー。と思うことがちらほら見えてます。

そこで私がその子にしていることが2つあります。

・人間関係がうまくいくように人との関わり合い方を徹底して教える

・人間関係がうまくいかなくたってできる仕事や他の道を教える

人間関係がうまくいくように人との関わり合い方を徹底して教える

他の子と喋っている時の様子などを見ていると人間関係が上手に構築できていないんだなって思います。なんというかちょっとマウントとって話してきます。

いじめで色々あった後に元気になって良かったと思ってたんで言えなかったのですが、このままでは同じことがまた起こるのかもしれないと思い、愛を持って言うようにしています。

元々は素直な良い子なので響くまでやり続けます。

 

人間関係がうまくいかなくたってできる仕事や他の道を教える

私はこれが一番重要だと思います。もしも今いる環境がキツい、無理なら違う道があることを教えてあげるべきなんです。

真面目な子ほど、学校に行かなきゃ!と思いが強く、身体が拒否反応してしまって心がめちゃめちゃになっちゃうんです。

今の世の中、学校に行かなくたって仕事はいくらでもありますから、学校に行かなかったら行かなかった人生が広がっていくのです。それを知らないから行き場がなくなって心を病んでしまうんですよね。

周りの大人が教えてあげるべきだと思います。

こんな生き方もあるんだぞ〜!と大人が別の道を教えてあげることで、救いになります。それだけで生きられる命を救うことだってできるのです。

それでもやりたいなら人の3倍努力してみれば成功する

不得意分野でやっていきたいなら人の三倍努力すれば成功します。不得意を得意にするということではありません。人よりも3倍努力して継続していけば、たいていのことはどうにかなるものです。

 

100人の人がいて

そのうちの行動する人が10人

10人のうちに継続する人が1人

 

とよく言いますよね。私もそう思います。行動して継続してそこに人の3倍努力すれば成功します。多くの成功者は行動・継続・努力をしているのです。

世の中って不思議ですよね。行動しない人が90人もいるなんてもったいないです。

 

まとめ:逃げではない!別の道は自分で自分を肯定しよう!

逃げるは恥と言いますが、逃げたとしても別の道を進めばそれは逃げではないってことです。人生諦めるのってまだ早いです。別の道や別の生き方は何億通りもあります。それを知らないだけで死を選ばないでほしいです。

まとめるとこのようになります。

・ダンスで不得意分野があるならやらなくても良いってこと

・人生で不得意分野があるなら別の道は必ずあるってこと

 

ダンスにあんま関係ないようなことを多く書いてしまいました。でも若い子たちには楽しんで生きていってほしいですもんね。楽しんでる若い子たちとこれからも関わって生きたいです。

 

では最後にダンスに関係することを書きます。

ダンスは楽しく続けましょう!
続けたら仲間も増えるし、楽しいし、最高です!

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました