【現役ダンスインストラクターが教える】ダンスの先生になるために必要な6つのスキル

ダンスの先生

ダンスの先生になるために必要なスキルをまとめました。これらのスキルさえあればダンスの先生になれます。ダンスインストラクターを志望するのでしたら読んでおいて損はないです。

ダンスインストラクターに必要なスキルのまとめ

①振り付けスキル

②人間性と社交性

③人を集めるスキル 留めておく力

④人々を魅了するダンススキル・オリジナリティ

⑤自分を売り込む行動力

⑥音楽に対する知識と最低限のパソコンスキル

 

ざっとこんな感じです。各項目について説明していきます。

振り付けスキル

ダンスの先生は自分で振りを作れないとダンスの先生にはなれないと言っても過言ではないでしょう。振りを作って教えるのが日々の仕事となりますので、ダンスの先生にとって振り付けのスキルは重要なスキルなのです。

振りが作れる先生→振付師  オリジナルを作ることができる

振りが作れない先生→アイドル振りなどをコピーして教えたりしている

オリジナルの振り付けが出来る人ほどダンスの先生としてはやっていけるでしょう。レッスンだけでなく振り付けの仕事も入ってきます。ダンサーとして幅広く活躍できるので息が長いです。

ダンスの先生にとって振りが作れない人というのは、今まで出会ったことがないです。ですが、アイドルなどの振り付けをコピーして「振り付けマスタークラス」などをやってたりする先生のたまにいらっしゃいますが独自の振り付けができない先生はダンスだけで食べていくには相当難しいです。

社交性と人間性

ダンスの先生は人との関わり合いの中にありますから、人間性と社交性は最低限必要だと思います。レッスンは言葉でも伝えていきますから極度の人見知りだとできませんよね。またダンスの世界は横の繋がりも大事ですから社交性の乏しい方だと活躍の場が広がっていきません。そしてレッスンではスタジオスタッフ、生徒さんと親御さんとも関わってきます。

私はダンススタジオに面接に来る先生で一番大事にしているのは“人間性”です。この人に教わった生徒たちは絶対良い刺激をうけると思った人にしか先生にしたくないからです。

17年間も生徒たちを見ていると人を見る目も養われてくるので、だいたいこんな人と直感でわかります。

人間性が良いと生徒も集まるし、辞めていく人も少ないですし、何かとトラブルになることもあまりないです。

人を集めるスキル・留めておく力

ダンスの先生が人を集められないとレッスンにできないですよね。スタジオ側からも1人〜2人教えることができる先生よりも10人〜20人教えられる先生のほうがありがたいです。人を集めるスキルが必要となるわけです。

人を集めるには人気が必要です。今やSNSは自分を知ってもらうための良いツールです。SNSをやっていないダンスの先生は人を集めるのに必要な道具を一つ持ってないってだけです。だから無理にSNSをやりなさいというわけではないですが、自分という人を知ってもらって興味を持ってもらってレッスンに来てくれたら嬉しいですよね。それがたとえ1人でもいいんです。アイドルみたいなファンを作れというわけではないです。ダンスをやっている先生として知ってもらうと、人は集まってきますから人を集める努力をすることが必要スキルなのです。

次に“留めておく力”です。これは恋人同士でもよくあることなんじゃないかなって思うのですが、自分のところに留めておく力というのが必要なんじゃないかなと思います。

生徒を束縛するという意味ではないです。だいたい男女関係だとしても留めておく力のない人は浮気されます。浮気されてそれが嫌だからって束縛する人に変貌していく。そういう相手との交際は苦痛ですよ。ほんと。

男女関係の場合、留めておく力のある女性は“魅力的なイイ女”もしくは“魅力的なイイ男” のことではないでしょうか。自分に自信を持っていてずっと一緒にいても全然飽きさせることのない魅力。そういう人が留めておく力のある人なのです。

では留めておく力のある先生っていうのはどういう人かというと、一言で表すと魅力的なレッスンができる先生であります。

容姿が魅力的っていうだけじゃないです。豊富な知識でダンスのいろんなことを教えてくれたり、いつも楽しそうにレッスンをしてくれたり、変わらない笑顔で周りを明るくさせてくれたりする。そういう先生が留めておく力のある先生です。そういう先生は子供からも人気で、先生としてずっとやっていける人です。

人々を魅了するダンススキル・オリジナリティ

ダンスの先生たるものダンススキルがないと通用しません。初心者の子供を教えるからといってダンススキルが少なくて良いわけではありません。スキルのない先生は飽きられてしまいます。ですからダンスの先生は常に自分の技術を磨いていく必要があるのです。ダンススキルを日々アップデートしてオリジナリティ溢れるダンスができることが、人を魅了することができるダンサーになるのです。そんな先生にみんな憧れて先生みたいになりたいと思うのです。

自分を売り込む行動力

厳しいことを言います。ダンスの専門学校を卒業したところで、ダンスの先生にはなれないんです。ダンスの先生になるには待っていても誰も先生にしてはくれません。自分で行動していかなければなれません。そこで必要となるのが自分を売り込む行動力です。

例えば、

・コンテストなどに出場して優勝経験を重ねる

・イベントに多数出演して有名になる

・ダンススタジオに面接にいくアポをとる

このようにダンサーは自ら行動していかないと実績にもならないし、ダンスの先生にも到底なれないのです。自分を売り込んでいく行動力を持ちましょう。勇気ビンビンです。やらないと出来ないんだったらやるのみですよ!ビビってないでやりましょう!

音楽に対する知識と最低限の音楽編集スキル

ダンスに音楽はつきものです。音楽に興味を持ってある程度知識があると、イメージに合う曲を探す時に役立ちます。音楽は勉強するものではなく、感じるものですので、日頃からリサーチする習慣があると良いでしょう。また音楽を日常であまり聴かないという人でも流行っている曲やアーティストなどは知っておくといいです。私は普段あまり音楽を聴かないのですが、iTunesの新曲などを漁って視聴しています。

そして最低限の音楽編集スキル持っていると良いでしょう。ダンス作品を作るときに必要なのがパソコンで音を作る、または編集するスキルです。これができないと、誰か出来る人に頼まないといけないので自分でできるとスムーズです。

音源作成のソフトは、Macを使っているならGarageBandが操作できれば一通りのことはできます。WindowsはASIDあたりがオススメです。

またダンサーは個人事業でありますので書類作成などの最低限のパソコンスキルも必要です。

まとめ:スキルは先生になってからでも身につけられる

ダンスの先生になるためにこのようなスキルを身につけたという話ではないです。このようなスキルがダンスの先生になったときに必要になったので、身につけたスキルです。ですからスキルがつくまで動かないでいるよりも、どんどん動いてから身につけていけばいいんです。

私が初めて音楽編集をパソコンでしたのはまだ19歳か20歳だったと思います。先輩に誘われてダンス作品を作ってイベントに出演しなきゃいけなくなったんです。そのときに調べまくって音楽編集したのを今でも覚えています。たぶんそんな経験が無かったらできなかった音楽編集スキルですが、今となっては超重要なスキルです。今でももっと学びたいなあと思います。

スキルをつけるのに遅いも早いもないです。今からでも出来ます!やるかやらないかはあなた次第であります。スキルを身につけてステキなダンスの先生ライフを送ってくださいね。

 

 

 

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