ダンスの先生ってどんな仕事なの?と興味ある方、これからダンスの先生になりたいと考えている方。ダンスの先生になったら味わえる“ダンスの先生になって嬉しかったこと”をまとめてみました。
ダンスの先生は“好きなこと”が自分の仕事
ダンスの先生というのは“好きなこと”を仕事にしています。大人になってからわかることですが、自分の好きなことを仕事にするというのはなかなかできるものではありませんよね。そして仕事というのはやらなければいけないことだってあるし、辛いこともあると思います。ですが、ダンスの先生は好きなことだから続けられるという仕事へのモチベーションに繋がっているところもあります。
初めて教えたのが自分になる喜び
初めてダンススタジオに来る人たちはダンスを知らない未経験者です。ダンス未経験者の皆さんにステップを教えて、そのステップが出来た時にはものすごく嬉しいです。とくに子供だったらめちゃくちゃ褒めてあげます。
ある日、クラブステップが出来た5歳の女の子に「よくできたね!今日は夕飯何食べたい?」って聞いたらその子は「オクラとじゃがいも」と言うので即座にママさんを呼んで「ママさ〜ん、今日の夕飯はオクラとじゃがいもにしてくださいね!」と言いました。クラブステップ成功記念日の完成です。
この先どんなにうまくなっても、どんなダンスをしても、どんな先生に教わったとしても、その子のクラブステップを教えたのは私自身で、それは変わりようのないことなのです。初体験が自分だなんて、この上なく光栄で喜ばしいことです。
幼児さんでも高校生でもおばあちゃんでも、誰にでも初めての経験と初めての成功があります。成功する喜びを一緒に味わえるというのは、何回経験しても嬉しいことです。
生徒たちには伝えていませんが、ちょっと鳥肌立つくらい感動して心動いちゃって涙しそうな時があります。それはきっと、努力している姿をずっと近くで見てるからなのでしょうね。
「ありがとう」と直接言ってもらえること
今や職業は多種多様にあります。その中でダンスの先生は直接「ありがとう」と言ってもらえる仕事の一つです。「ありがとうございます」と心から言ってもらえる仕事って中々無いですよね。洋服屋さんで好きな服を買ったとしても、お店の人のほうが「ありがとうございました。」と言います。
ダンスの先生にとってお客さんは生徒さんでもあります。仕事をして「ありがとう」と感謝されるのはダンスの先生だからです。
生徒ができるようになったのはまさしく自分のお陰だ!
題名を一見すると、自意識の高いヤバい先生の一言のように聞こえますが、実際には、心の中で思っているだけで口には出したことはないです。
ですが先生たるもの、生徒さんが頑張ったから出来るようになったというのは、まさしく自分のおかげなんだよと思って良いです。先生って褒めてあげるばかりで褒めてくれる人なんていないのです。ですから、心の奥で自分を褒めてあげましょう。自分の教え方が良かったから生徒さんたちは成長したんだと。自分のおかげだと心の奥で思えたらダンスの先生は生徒さんたちの成長の一つ一つが嬉しく、やりがいを感じられるようになるのです。
逆に言うと自分の生徒が上手くならないのは100%先生のせいですから自己責任もついてきます。ごくたまに「私の生徒、めっちゃヘタなんだけどー」とか生徒さんをディスってる先生がいますが私は心の中で「お前が教えるの下手なだけだろ。」と思っています。
まとめ:ダンスの先生の嬉しかったこと
ダンスの先生で嬉しかったことは、
①好きなことを仕事にできる
②人の初めてを経験できる喜び
③「ありがとう」と直接言ってもらえる
④生徒さんの成長にやりがいを感じられる
ということです。ダンスの先生で嬉しかったと感じることは、そのほとんどが人との関わり合いの中にあります。ですから、人が好き、いろんな人と自分の好きなことをを共有してハッピーな気持ちになれるのはダンスの先生だからなのです。ダンスの先生は人をハッピーすることができる素敵な職業だと思います。
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