ダンスの先生の個人レッスンができる先生とできない先生
ダンススタジオに在籍して生徒に教えるのではなく、ダンスの先生が個人でレッスンをすると圧倒的にお金が稼げます。
なぜならばスタジオの取り分がないから個人でレッスンするほうが圧倒的に稼げるのです。しかしながら個人レッスンができない、または向いていない先生もいます。
個人レッスンができる先生は次の通りです。
①集客できるネットワークがある
②入り口がある
③レッスン場所の確保ができる
④お金の管理ができる
⑤助けてくれる人がいる
⑥コミュニケーションがとれる
⑦発表会・イベントに出れる人脈がある
⑧継続する能力がある
上記について説明します。また記事の信頼性としては
・作者が個人レッスンを立ち上げて5年間継続した経験あること
・個人レッスンをしようとしているダンサーにアドバイス経験があること
以上です。
個人でレッスンをしようと考えているダンスインストラクターのみなさんは一度読んでみてください。それではお願いします。
個人レッスンでまず始めに必要なのは生徒の人数
個人レッスンをするとき、まず必要なのは生徒の数です。集客することが出来なければ何も始まりません。生徒さんを集める方法は次の通りです。
・SNSの力を駆使
・まだまだイケるチラシ配り
・生徒のお母さんに集客してくれる人がいる
SNSの力を駆使
SNSは最大の広告です。無料でできる広告ですから個人でダンスレッスンする場合は最大限に使った方が良さそうです。できることならばホームページを作ってしまうっていうのもアリだと思います。ホームページの威力は絶大ですからね。今やなんでもインターネットで調べる時代ですのでホームページが作れるのなら作ってしまいましょう。
まだまだイケるチラシ配り
地域密着型の子供に教える場合でしたら、チラシを配ったりすることもまだまだ集客できます。チラシを配ってコミュニケーション能力も身につけちゃいましょう。
生徒のお母さんに集客してくれる人がいる
私が個人でレッスンするようになったのは、生徒のお母さんの一人が「レッスンやってくれませんか?人は集めるから!」という提案でした。その方の娘さんがダンスをやっていて、私がダンスの代行のレッスンで行ったスタジオで出会いました。
代行の先生に個人レッスンをするってなんか不思議ですよね。レギュラーの先生にちょっとだけ申し訳なかったのを覚えています。
その時たしか大学卒業してすぐでしたから23才くらいだったっと思います。個人レッスン、楽しそうだなと軽い気持ちでOKしました。
それから8年、その個人レッスンをしていた場所の近くにスタジオを構えられるようになったのです。運命だなと思ってます。そのお母さんがいなかったらこの場所にスタジオを作るなんて想像もしていませんでしたから。
集客できるネットワークがを作って生徒を集めましょう。
目安としては最初に10人くらい生徒さんを集めましょう。私の場合ですと無料体験レッスンで30人くらい集めました。そこから残ったのが15人です。少なく見積もっても最初は3人〜5人集めるといいです。頑張ってください。
入り口がある:大人数で教えているところから生徒を引っ張るシステム
その他に、個人レッスンの作り方として挙げられるのが、大人数で教えているクラスの生徒から選抜して生徒を引っ張ってきて個人レッスンを行うやり方です。
基本的にダンススタジオとかだとまさにNG行為ですね。スタジオの生徒を引っ張って自分の利益にするわけですから、スタジオ側からはアウトです。
ですが、中にはOKなところもあります。スポーツセンターなどに依頼されて大人数を教えている先生で「もっとダンスをやりたい!」っていう生徒さんたちの依頼をうけてやっている人もいましたし、たとえ生徒さんを引っ張ったとしても、スタジオも継続してくれるならばOKというスタジオが優しい場合もあるのです。
スタジオから生徒を引っ張るには要注意です。筋を通さないとややこしくなりますし、スタジオとの信頼関係も壊れるきっかけとなりますので気をつけましょう。
レッスン場所の確保ができる
個人レッスンで大事になるのが場所の確保です。ダンススタジオが必ず定期的に借りられることが重要です。場所の確保は意外と難しいんです。
レンタルスタジオで定期的に借りられる場所を探しましょう。なるべく生徒さんたちが通いやすい場所を選ぶこと。生徒が子供さんでしたら保護者の待合スペースがあると良いでしょう。
定期的に借りられる場所は一つではなく何かあったときのために予備としてもう2つ用意しておくと安心です。
お金の管理ができる
個人レッスンをするのであれば、レッスン料の管理は自分で行います。お金の管理が出来なければ個人レッスンはできません。
レッスン料金の支払いで危ないのが払ったか払ってないかわからなくなってしまう事です。超キケンなので気をつけましょう。
私はお金の徴収をする場合はその場で中身を確認するようにしてます。でないと後でお金が足りていないなどの問題になると超大変だからです。
私の知ってる先生で個人レッスンで月謝の管理が酷すぎて保護者とトラブルになってしまい、個人レッスンできなくなってしまった先生がいます。そうなると怖いですよね。
ダンスの先生もお金で失敗すると信頼を失います。充分に気をつけましょう。
助けてくれる人がいる
個人レッスンといえども、全部を一人で行うのは難しいです。ですから助けてくれる人がいると良いでしょう。助けてくれる人、味方になって協力してくれる人がいれば個人レッスンもうまくいくと思います。
キッズダンスの個人レッスンだったら保護者の方のご協力は最大の味方です。
逆に言うと、支持してくれる人が誰もいないとなると継続してレッスンするのは難しくなりそうです。
コミュニケーションがとれる
個人レッスンをするならば生徒さんと直結してコミュニケーションが取れないことには成り立ちません。生徒さんとのやりとりまたは生徒さんの保護者とのやりとりなどで、コミュニケーション能力が少ないとトラブルの原因となるので気をつけましょう。
メール送ってキレられたダンスの先生
私の知り合いの話ですが、個人レッスンの連絡事項を保護者の皆さんに送った時の出来事です。その先生はメールの文章のはじめに“こんにちわ”と入れてしまい、国語の先生をしている保護者のお母さんから爆ギレ長文返信メールが届きました。長文メールを読んだ先生はひどい言われ方をして泣いてしまいました。
ま、しょうがないですね。その先生は社会経験が少なかったです。保護者の方はそういうところも気にして見てますからね。
人のふり見て我がふり直せです。気をつけましょう。
発表会・イベントに出れる人脈がある
ダンスレッスンを個人でするならば、生徒さんたちの発表会やイベントに出演させる機会を自分で作らなければなりません。
最近ではナンバー募集などもされてますから出やすい環境にはなっているとは思いますが、生徒さんがキッズだとイベントなども選ばないといけなくなりますよね。キッズの場合は地域のお祭りや行事に参加すると良いです!参加費も少なくて保護者の方もウレシイですし、地域のイベントだと宣伝効果がめちゃめちゃ大きいです。
イベントに出れる人脈は自ら行動しないと取れません。生徒さんたちのために発表する場を作りましょう。
継続する能力がある
個人レッスンをするのであれば1番必要なのは継続する能力です。どれだけ生徒さんを集めたれたとしても、レッスンを継続させなければ生徒たちは上達しません。
そして個人レッスンを継続できなければ、せっかく受けにきた生徒たちに失礼にあたります。ここがダンススタジオと違う所です。個人で全てを行うわけですから、生徒の責任も先生が全て取るのです。
中には自分で個人レッスンをはじめたけどうまくいかなかくなってスタジオにそのまま生徒を連れて入ってくる先生もいます。
それだけ大変なんですよね。個人でレッスンするって大変なんです。
個人レッスンは成功して継続させなきゃ意味がない
個人でレッスンをする場合は、先生に100パーセント責任があります。自分で場所を探し、自分でレッスンをして、自分でお金を稼ぐ。マメで経営力がないとできません。
もしも一人でできなければ、経営面を手伝ってれる人と二人ではじめてみるとスムーズです。
事務作業がやりたくない、全責任を負いたくないという先生はスタジオに入ってレッスンを持った方が良さそうです。
個人で稼げるようになればどこでも教えられるということですから、やってみる価値はあります。先生方の個人レッスンが成功できるように応援しています。
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