【ダンスインストラクター必見】ダンサーのセクハラと防止策!

ダンスの先生

最近ダンサー界ではセクハラにザワついています。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか。いろいろ考えてまとめてみました。

 

結論からいうと次のようになります。

セクハラはみんなで対策していきましょう。 

・インストラクターは極力ボディタッチはしないこと

・セクハラをする先生に習わないこと

・子供を守る親も先生を見極めること

 

ダンスを教えることに真面目に取り組んでいる先生や、ダンスが上手くなろうと必死な生徒さんには読んでいただきたいです。

 

 

この記事を書いているのはダンス指導歴17年の現役ダンスインストラクターです。高校のダンス部のコーチをしており、ダンススタジオを経営しております。

 

それでは宜しくお願いします。

 

ダンスインストラクターのセクハラ防止策

ダンスインストラクターのセクハラ防止策です。同業でダンスインストラクターをしている先生たちが実際どのようにセクハラを防止しているのかを話し合ってみたことをまとめました。

極力ボディタッチしない

やはり、セクハラとなると身体接触がまずはじめに出てきます。

だからレッスン中に極力ボディタッチをしないことを優先しましょう。

男性ダンサーはとくにです。ボディタッチが一番訴えられたら終わりなやつですから。

しかしながら、ダンスのレッスンをしていて身体の使い方を教える時には思わず手が出ちゃうのですよね。なぜかというと、動かし方がわかってない人には口で説明するより触って教えてあげると早いからです。

例えば胸のアイソレを教えるとき、私が子供に教えるときには背中を触って押して胸が前に突き出るようにします。

先日、幼児クラスをレッスンした後に部活で中学生にリズムを教えるときに、無意識ながら中学生の女の子のお尻を幼児さんに教えるように触ってしまいました。膝を曲げるときにお尻が後方に突き出ていたので「お尻でてるよ!」って言って咄嗟に触ってしまったのです。

はっとしてしまいました。

これも訴えられたらアウトなくらいお尻の中央部分を掌で触ってしまいました。猛省です。気持ちを切り替えてやらないとダメですね。

どうしても身体を触って教えるならば

どうしても触って教えなければいけない場合は触り方を工夫してみてください。

知り合いの男性ダンサーが言っていました。例えば腰の固定を教える場合、腰を後ろから両手の掌で触ると完全にアウト!ですが、両人差し指の側面だけを使うようにしているそうです。

体験レッスンとかで初対面の人を触ることも無しですね。自分が良いと思っても相手は良いと思ってないですよ。

レッスン中の言葉にも気をつける

今やセクハラは身体接触だけではないのです。言葉も同じようにセクハラになります。

知り合いの男性ダンサーで生徒のことを「おいデブ!」とか「ブスだな、お前!」と言って友達のように距離を縮めるような方がいらっしゃいました。先生としてはアウトだと思います。そんなやり方をしなくても生徒とのコミュニケーションは取れるものですから。

 

30代の女性ダンサーは言葉にも気をつけると言っていました。

「うるせえ!」とか「お前!」など口が悪いと品が無く見えるし親御さんの信用も損ねてしまうので気をつけましょう。

口が悪いのは意識すれば直る

実は私も口が悪いので日頃から気をつけております。生徒のことを「お前」と呼んでしまったり、幼児さんのことを「おチビさん」と呼んでしまったりと、たまに出てしまいます。

口が悪いのは意識すれば直りますから、発したい言葉を飲み込んできれいな言葉使いにしてみてください。

綺麗な言葉使いがができると言葉の信用性が増しますので、先生としては良い事しかありません。

細かくいうと強者から弱者に対して「彼氏できた?」とか「早く結婚しなよ!」とかもセクハラなんですよね。ダンス以外の必要ではないことを無理に聞く必要はないのかもしれませんね。

世に出たら終わりな内容のメールはしないこと

生徒さんと公私混同をあまりしないほうがオススメです。メールなどでも、世に出たら終わりな内容のメールを生徒の立場である人に送らないことがダンサーとして自分を守る手立てなのです。

メールも言葉に気をつけてみましょう。

送った時点でSNSで出ることも想定しながらメール文を送ってください。

ダンサーである前に人間であれ!

ダンサーって、常識外れた人がいるからダンサーのイメージが悪くなりがちです。

ダンサーである前に人間であれ!と私は常々思います。

いくらダンサーでもやはり長く付き合うと人としてどういう人なのかが伝わってくるからです。ですから人としての部分が素晴らしい人であれば生徒から愛されて長く通ってくれますね。

人間としての部分が無いと技術だけで勝負することになります。しかし技術だけであれば人のつながりでいただけるお仕事もないので活動の場は狭まるでしょうね。

ダンサーからセクハラをされたらどうする?

もしもダンサーからセクハラされたらどのように対処すべきなのでしょうか?

実際にセクハラしてくるダンサーもいる

私がお会いしたことのあるセクハラダンサーのお話です。

男性ダンサーなのですが、まずおはようございますの挨拶がわりに女性ダンサーのお尻を触るのです。

彼はきっとキャラとして明るいセクハラを繰り返してコミュニケーションをとっているつもりでしょう。しかし他から見たらやばいです。

お尻を触られる女性ダンサーと彼のセクハラについて話したら「毎回触ってくるのでさすがに距離を取りました!」と明るく話していました。明るいセクハラとセクハラを受ける側も明るいなって思いました。

やばいと思ったら離れろ!やばい奴だぞ!

セクハラされて嫌だなって思ったらその人から離れましょう。「あれ?おかしいな?」って自分で疑問に思った時点で誰かにすぐに相談することです。自分の直感を信じて行動してください。

ダンサーでもヤバい奴はいますからね!

ヤバい奴からはとっとと離れて楽しくダンスが出来る現場で伸び伸びとダンスに打ち込みましょう。

子供を守る親としてするべき行動

ダンスをやっている子供を守る親としてすべき行動はどのようなことでしょうか。まとめてみました。

親が関わらない野放しのキッズダンサーが多い

都内で活躍するようなキッズダンサーの親は子供に関わらない親が多いです。レッスンの送り迎えもせずに、小学生から自力で都内まで通わせたりします。

自力で通わせるのは悪くはないですが、ダンスの習い事に全く関わらないというのは無しだと思います。そういうキッズダンサーは誰にも注意されないので素行も悪いです。しかし自分を評価してくれたり引っ張ってくれる先生には媚び売ることも身についてしまうので、子供が子供らしくいられない現場もたくさん見てきました。

もうちょっとみてあげたらいいのにな。子供たちも寂しさが態度に出ております。都内のキッズダンサーは愛情不足な子が多いのです。

先生を見極める努力が必要

子供を通わせる先生の力量を見極めるのも親御さんの役目だと思います。

へんな先生に習ってへんな習慣が身につかないように、常識のある大人の先生を選ぶべきです。

子供ってなんでも吸収してしまうんですよね。良いことも悪いことも。良い先生のもとでダンスも人間性も学べるとキッズダンサーが大人になってダンサーになったときに、とても良識があるダンサーになれるでしょう。

一番守ってあげられるのは親である

自分の子供を一番理解して一番守ってあげられるのは先生ではなく親であります。親としてすべきことは子供のダンスライフを身近で応援していくことです。

キッズダンサーの親御さんの立場は、監督ではなくマネージャーであるべきです。スケジュール管理やどの先生に技術と人間性を学ぶべきかを選んであげることも親の役目なのです。

毎日接していれば子供の変化もわかるはずです。もしもセクハラや嫌なことをされたとしても気付けるような近さにいると対処も早いので心の傷も深くならないことでしょう。

まだまだ、子供なんです。ちゃんと守ってあげましょう。

まとめ:セクハラにはみんなで気をつけよう!

セクハラする人って相手を選んでするんですよね。私もセクハラされた経験があります。この人なら大丈夫だろうと思われるとセクハラする人はつけ込んできます。恐ろしいです。

セクハラ被害に合わないように毅然とした態度で接しましょう。

ダンスインストラクターさんはセクハラ騒動が出回ると一発アウトです。ダンサー業界は狭いのでセクハラ騒動は一発で広まっていき、イメージダウンに繋がります。そして仕事は激減し、積み上げてきたものも崩壊してしまうのです。

マジで気をつけてください。自分がセクハラしてるなって思うような面があるとしたら絶対に改めてください。ダンサー人生が崩壊しますよ!気をつけましょう。

親御さんは子供を守ってあげてください。やはり子供を守れるのは親であります。親御さんがしっかり子供に目を向けてあげることが必要です。

 

みんなでセクハラを防止すれば、今回騒がれているようなことにもならなかったと思います。同じようなことが今後のダンサー界で起こらないことを願っています。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

 

 

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