【ダンス部に捧ぐ】オリジナルのアイデアを生み出す4つのアドバイス

ダンス部

ダンス部の大会のアイデアってどうやって考えるの?

あなたのダンス部の作品は、

「見たことあるテーマだな」

「よくありがちなパターン。」

っと見ている人に思われてないでしょうか?オリジナリティがないな。いまいち面白く作れないということはないでしょうか?

ダンスのアイデアの生み出し方についてアドバイスします。

結論から言うと、ダンス作品のアイデアを生み出すには次のことを意識してみると良いです。

 

①縛りをつけて考えてみる

②今あるものにちょっと変えてみる

③動きから考えてみる

④日常のものをズームしてみる

 

さっぱり意味わからないですよね。それでは説明していきます。

アイデアで数々の大会を優勝・入賞させてきた現役ダンス部のコーチが指導者やコーチのいないダンス部に捧ぐアドバイスです。良い作品をみんなで作りましょう!

自分のチームよりダンスがうまいチームはたくさんいますよね。

ダンススキルじゃ勝てなくてもオリジナルのアイデアを生み出せばコンテストで勝てるようになります。

オリジナルのアイデアを生み出して他のチームと差をつけよう。

それでは宜しくお願いします。

 

ダンスのアイデアを出す前に縛りをつけて考えてみる

ダンス作品のアイデアを生み出すときに、漠然とアイデアを考えると無限に表現できます。何を作ったらいいのかわからなくなります。そこで自分たちはどんなチームなのか、どんな動きをやりたいのか、どんな音楽を使うのか、考えてみましょう。

あなたのチームの強みは何?

例えば、あなたのダンス部が

女子30人で男子20人の男女混合チームだとします。他のチームにはない強みは何でしょうか?強みを見つけるとオリジナリティなります。

女子ばかりのダンスチームは多いので男子を生かす作品にしてみよう。これが縛りです。

どんどん縛りをつけていきます。

①男子のアクロバティックなダンスを中心に見せていこう

②女子は人数を生かしたダンスにしよう

③和をテーマにしてみよう

⑤和で太鼓と三味線を使ってみよう

このようにすると、チームの強みというオリジナリティとやりたいテーマが絞れていきます。アイデアを出す前に縛りをつけてみると、やれることがクローズアップされます。クローズアップされてからテーマを考えるだけでオリジナル作品に近づけます。

今あるものをちょっと変えてみる

どれだけオリジナリティを追求したとしても、先人は偉大です。必ず先にそのアイデア見たことあるってのがあります。

パクリじゃん。こすってない?と言われずに今あるもの、見たことあるものに対してちょっと変化させることで新しくオリジナルの作品を生み出すことができます。

パクリではない インスパイアだ

例えば、

絵描き作家がテーマのダンス作品を見た!これ良いなこんなの踊ってみたい!

音楽作家にしてみよう!あ、チームの人数が生かせない。どうしよう。

周りの人は音符にしちゃおう!

作曲家と音符ちゃん達♫

音符が並んでるのってダンスっぽくない?笑

みたいな感じです。アイデアの応用ってやつです。良いテーマのアイデアは踊りたくなっちゃいますよね。パクリたくなる。でもパクり作品って見る人にはわかってしまいますから気をつけて取り扱いましょう。

「インスパイアされた。」と言えるような作品を心がけるべきです。全部パクるのは無しです。そんなかっこ悪いことはしないでください。

 

動きから生み出すアイデア

頭で考えなくても体を動かしてみてオリジナリティ溢れる動きからアイデアを生み出すこともできます。

ミーティング続きでなかなか良いアイデアが生まれないとしたら、身体を動かしてみてください。音楽をかけてダンスしながらアイデアを探してみましょう。

身体を動かして面白い動きを見つける、そこから派生させていくのも方法の一つです。コンテンポラリーダンスとかって動きから派生して作っていくのが主流ですよね。

日常のものや出来事をズームしてみる

日常あるものをズームして擬人化してみると面白いっていうアイデアの生み出し方があります。擬人化してダンスで表現できるものを探してみるとまた面白いオリジナリティ溢れるダンスが生まれます。

私が擬人化したのは次の通りです。

・歯

・髪の毛

・音符

・アリ

普段あるもので何気ないものにズームしてみるとダンスで表現できそうなものが見つかることがあります。

他にも感情をズームアップしても面白いアイデアになります。

 

怒り・落ち込み・開き直る・やっぱり落ち込む

↓ズームアップして詳しく

学校の成績が悪かったというテーマのダンス作品

これは学生さんだと等身大で表現できるので作りやすいテーマになりました。

 

このように擬人化していくテーマのある作品を作るのもオリジナリティのあるダンス作品といえます。ポイントは動きで表現できるかということです。難しいのはもともと動きが無いものをダンスにすることです。ですが、動かないものを動きで表現できたらそれこそ面白いオリジナルアイデアになるでしょう。アイデアの可能性が広がっていきます。

まとめ:ダンスのアイデアは探すか降ってくるかのどっちかです

ダンスのアイデアというのは探すか降ってくるかどっちかになります。

探す場合は上記を踏まえてアイデアを考えてみてください。

アイデアが降ってくる場合があります。普段の生活をしていてポンッと降ってくるものです。降ってくる場合は取りこぼさないように常にネットを張っておきましょう。どういうことかというと、日常生活において「あ、これダンスで表現できるかな?」といつも頭のどこかで考えていることです。

私はいつも日常生活においてダンスについて考えています。

テレビで流れている曲で耳に残りそうなものがあったらその都度調べてみたり、お寿司やさんいって「回転寿司をダンスで表現したら面白そう!」とか、不謹慎ですが親族のお葬式でお坊さんを見て「一休さんっていうタイトルにして女子高生を坊主頭のズラにちゃったら面白そう!」とかそんな感じです。

オリジナルって作品ってなかなか作れないですよね。ダンスのプロだって頭を悩ませるところです。ですが良いアイデアを生み出すことができたらコンテストで優勝することだってできます!

なんと夢のある話なのでしょう。いや、私の教えているチームだって、なかなかのアイデア勝負です。技術だけだったらうまいチームはたくさんいますから、ダンススキルだけに偏らずにアイデアで勝ち進んできました。

ダンスうまいだけじゃ勝てないです。たくさんいますから。

オリジナリティー溢れるダンス作品を作っていきましょう。記憶に残るダンスは何年経っても色あせることがないでしょう。

オリジナルのアイデアを作れるというのはダンス部の強みであり、また将来あなたが社会に出たとき使えるスキルの一つです。ご参考までに。

 

↓合わせて読んでみてください。

【コーチのいないダンス部へ】ストーリー性のあるダンス作品をつくるときのアドバイス 

 

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