【ダンスの先生が教える】ダンスレッスンで幼児さんに最初に教える3つのこと

幼児レッスン

ダンス指導歴17年の現役ダンスインストラクターの私が3歳から6歳の幼児さんに最初に教える3つのことがあります。

 

【最初に教える3つのこと】

①練習の場所だから失敗してOK!

②泣いても出来ないよ。

③とりあえず「やってみよう」って気持ち

 

最初にこの3つを教えることで、子供たちの羞恥心はなくなり、間違えてもどんどんチャレンジしていくようになるのでレッスンがスムーズになります。

 

上記を説明していきます。

 

この記事がおススメな方は

・お子さんにダンスを始めさせたいママさん

・幼児クラスを持ちたいダンスの先生

 

それでは宜しくお願いします。

 

ダンスレッスンを始める子供の気持ちは?

ダンスレッスンを始める子供たちは慣れない環境とダンスについていけるか不安でいっぱいなんです。

 

「出来なかったらどうしよう。」

「かっこ悪いところ見せたくないな」

 

不安と緊張で身体は縮こまり、思うようにいかない子もいるのです。

 

完璧主義な子は心が折れる

何に対しても完璧主義な子供はダンスが出来ないと心が折れてしまいます。失敗している自分を周りに見せたくないのです。

かっこ悪いところを見せたくないという気持ちになり、心が折れたらダンスやりたくないに変換されていきます。

出来ないからやろうともしなくなるのです。

出来ることしかやらないし“出来ないからやらない”が染み付いてしまうとこの先の長い人生が大変です。世の中はできないことばかりですもんね。

 

【完璧主義な子の心情】

ダンスできない 
他のことはできるのになんでこんなに出来ないんだ〜!

かっこ悪いところを見せたくない

ダンスやりたくない 

大泣き

何事も完璧にやりこなそうとする子供にはいつもプレッシャーがかかってるんですね。プレッシャーに勝てる子は良いのですが、自信を無くしてしまうと子供はなかなか這い上がってこないのです。できないから諦める、もうやらないってなっていきます。

最初から完璧を求めちゃダメなんです。ダンスなんて、永久に完璧にはならないものですから。

臆病な子は動かない

臆病な子は大体音がかかるとビビってしまいます。ダンスを練習する光景を見たことがない子はまずビビります。大きな音の中で飛び跳ねたり身体を動かしたりする事ってダンスしていなきゃわからないですもんね。

初めてダンスの練習を見ると異様な光景に見えるのでしょうね。

 

ビビってしまったらどうなるのかというと、子供は固まります。本当です。

カッチコチです。視線は合わせないし、立ったままどこか遠くを見ています。

 

【臆病な子の心情】

ダンスってなに?

異様な光景で超怖い

カッチコチに固まる

ダンスしない。ぼくは絶対に動きません。

 

こうなってしまうと、カチコチから心を溶かすまでが長いのです。

 

羞恥心と不安な気持ちを理解してほしい

ダンスのレッスンする前に羞恥心と不安を取っ払わないとダンスレッスンは到底できないのです。

私の経験上を申し上げますと、幼児さんは泣くか固まるかのどっちかです。場見知りしてスタジオに入ることすら出来ない子やママから離れたくないって子もいます。

スムーズにダンスレッスンが出来る子の方が珍しいです。

幼児さんに最初から多くを求めすぎないこと

このように幼児さんたちは私たち大人が到底気にもしないことが不安や緊張材料になっていることがあるのです。だからこそ、幼児さんたちには最初から多くを求め過ぎないことが重要です。

「ウチの子全然できてないんですが大丈夫ですか?」

レッスンがなかなか受けられない子に対して不安がる親御さんもいらっしゃいます。最初から完璧にはならないので一歩ずつの成長を楽しむ方に変換してみてください。そうすれば見ていて楽しいし、毎回お子さんの成長を感じられます。

小さい成功の積み重ねがだんだんと子供たちの自信に繋がっていきます。

頑張る姿を見て応援してあげましょう。

 

レッスンを始める幼児さんに最初に教える3つのこと

それではダンスレッスンを始める幼児さんたちに最初に教えるべき3つのことを紹介します。

初めての場所や初めてやる事に対して不安になっていう幼児さんたちの不安をさっさと取り払ってしまいましょう!

次の内容をレッスンの最初に子供たちに何度も教えてみてください。

レッスンが超スムーズになりますよ!

できなくてもOK!どんどん失敗してね!

まず、子供たちには失敗しても良いということを教えます。

失敗をすることがダメなことと思い込んでいる子供って少なくないんですね。
だから失敗しても良いんだよということを教えます。

 

「先生はね、失敗しても怒りません。怖い先生でもありません。ここは練習の場所だからね。どんどん失敗してください。」

 

ダンスレッスンの場は本番の場所ではないので失敗しても良いことを教えると、子供は失敗することを恐れなくなっていくのです。

 

失敗を恐れて何もやらないのはもったいないのでまず不安材料をさっさと取っ払ってあげましょう。

泣いてる子はいつまでたってもできません。

子供が泣いてしまっては何も始まらないので泣いてしまうまえに教えてあげましょう。

 

「できないよー。できないからやりたくないよー。と言って泣いてる子はいつまで泣いててもできません。」

 

週1回の1時間のレッスンをワーワーと泣いていたら時間がもったいないです。

もしもワーワー泣いてしまった子がいたら一度親御さんの元へ連れて行って安心させてあげても良いと思います。親御さんがいなかったら落ち着ける場所に放置しておきます。

 

とりあえず「やってみよう」って気持ち

子供たちには何事もチャレンジしてほしいとから教えることです。

 

「できなくてもいい、失敗してもいい。なぜならここは練習の場所だからです。失敗してもいいからとりあえず「やってみよう」という気持ちでダンスを楽しんでやってください。」

不安と羞恥心を取っ払ったら、最後はチャレンジ精神です。間違えても失敗しても、ダンスは誰でもやればできるようになるものです。

やってみようというチャレンジ精神を学べるのです。

まとめ 

この3つのことを最初に教えると子供はどんどんチャレンジしていきます。失敗を恐れてやらないことを選択するより、チャレンジしていって出来ることを少しずつ増やしていってほしいですよね。

大人も同じだと思います。うまく踊れないからってカッコつけてやらないよりも、やってみることが大事です。

なぜならばここはダンスレッスンの場所。“練習の場所”だからです。どんなに失敗したとしても本番に失敗しなきゃいいんです。練習の場所ではどんどん失敗してどんどんチャレンジしてください。

とりあえずやってみようの精神で!

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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