【3歳から出来る】ボックスステップの教え方

ダンスの教え方

3歳の幼児さんでもできるようになるボックスステップの教え方を紹介します。
この方法を使えば3歳以上だったら誰でもできます。どうぞお試しあれ!

ボックスステップとは

足を開いた状態にしたところから、右足を左足の前へ一歩出します。次に左足を右足の前を通り一歩出してクロスさせます。次に右足を後ろに一歩引いて一番最初の足を開いた状態にもどり、最後に左足を最初に戻します。

口頭説明だとややこししいですが、ボックスステップは大人なら誰しも一度はやったことある超簡単な定番ステップです。

しかし幼児さんとなるとそうはいきません。なぜならこのような口頭説明は大人向きだからです。

ということで、ボックスステップを幼児さん用に噛み砕いて、誰でもできるようにしたので紹介していきます。

ボックスステップの教え方

①用意するものは2色のビニールテープとハサミです。5センチくらいのテープを3つずつ作ってください。

②床にテープをこのように貼ります。

③残りの赤と黄色のテープは幼児さんの靴に貼ってあげましょう。右足に赤、左足に黄色のテープを貼ります。

テープを貼った足と床のテープの色と合わせます。※赤いスニーカーでテープが若干見づらくてすみません。

④右足を上げて同じ色に合わせます。

「赤の足を赤に合わせるんだよー。」と説明します。

⑤左足を交差します。黄色と黄色なので方向はわかるのですが、赤の前を通ることを教えましょう。

このクロスの形の足をつくるときに3歳さんはバランスを崩しやすいので、最初は正面に立って両手を繋いであげるといいです。上半身を正面に向けたままにします。

⑥右足を後ろに引きます。後ろに足を出すときにもなるべく上半身をひねらないようにしましょう。身体の向きが変わると、どこが正面かわからなくなるからです。

「おへそを前に向けたままだよー」と説明するとわかりやすいです。

⑦足を開いて最初の形に戻ります。

 

 

 

 

 

①〜⑦までを繋げてみるとこのようになります。ボックスステップの完成です。やったー!!

ボックスステップの教え方のポイント

細分化してちょっとずつできるようにする

床のテープを踏むときにテープ全体を隠してしまうと色が見えなくなるので床のテープは半分くらい踏みましょう。

教えるには段階を踏んで徐々に難しくしていきます。

両手でサポートします

片手でサポート

手を使わずにやってみる

自分だけで足を見ながらやってみる

下を向かずに鏡を見ながらやってみる

テープを外してやってみる

ボックスステップ完成!

このようにボックスステップのレベルを一つずつ分けていくと、クリアしていくのが簡単になります。

最初から10のことをやるよりも、1ずつ足していくような感じです。

レベルを一つずつクリアしていければ「出来たね!」と褒めるポイントが増えますね。幼児さんは褒められるともうちょっとやってみようかなと思うんです。そうしたらこっちの思うツボです。どんどん1を足していきましょう。

「出来てない」って言わないこと

基本的に出来ていないことを指摘しません。「出来てないよ」と言われてもやる気がなくなるだけだからです。自分は出来ないんじゃないかとか、もう出来ないからやらない・やめるというようにマイナスな方向にマインドが進んでしまいます。

そういうときは魔法の言葉です。

「惜しい!」とか「もう少し!」と子供に声かけをしましょう。

そうやって声かけをすると子供達は「もう少ししたら出来るかも」と思うのです。言葉の魔法で超便利ですね!

最後に

ボックスステップは私たち大人にとっては超簡単ステップです。ですが3歳にとっては結構難しいんです。二足歩行を始めてまだ2年とかですからね。「なんで出来ないの?」とかこの子全然出来てないからダンスの才能ないわとか決して思わないでください。大人になったら誰だってできるのですから。

 

 

 

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