【ダンススタジオ】オンラインダンスレッスンをやる時のコツ〜実体験〜

ダンス オンラインレッスン コツ ダンススタジオ

コロナウィルスが蔓延し、スタジオ営業が出来なくなり、部活も何もかもできなくなった時、唯一できたのがオンラインダンスレッスンでした。

オンラインは良いですよー!

  • 家にいながらレッスンが受けられる
  • レッスン場所への移動時間ゼロ

時間を有効的に使い、レッスンが受けられるっていうのはめちゃありがたい!

そしてコロナが不安で外出を避けている人でも、気軽にレッスンが受けられる。

家での運動不足が解消されます。

どこのダンススタジオでもオンラインレッスンを取り入れてます。

そこで、これからオンラインレッスンをやりたい人に実際やってみていくつかコツがあるので今日は書いていきます。

【オンラインレッスンのコツ】

①環境の準備が大事(ネット環境・カメラ・ミラーリング・音源・背景)

②生徒側もできるようにならないと成立しない

 

以上です。

 

この記事を書いているのはダンス指導歴18年、現役ダンスインストラクターです。ダンススタジオ経営、県一位を獲得するダンス部のコーチをしながら最近ラジオパーソナリティで情報発信しています。

 

それでは宜しくお願いいたします。

 

オンラインダンスレッスンにはコツがいる

オンラインダンスレッスンにはコツが要ります。つまりは通常と同じようにレッスンをするとなると色々と障害があるということです。

しかしコツさえ理解してしまえば、意外と思うようにレッスンができてしまうので、将来的に5Gなどの電波環境が良くなればさらに発展していくのではないでしょうか。

ということで、これから活躍するインストラクターの皆さんは時代に乗ってオンラインレッスンのコツを紹介ていきます。

最大はネット環境!Wi-Fiの電波はビンビン?

まず第一にネット環境が良くなければオンラインレッスンは難しいです!

ダンスを教えているので、先生の動きがカックカクなんてしんどいです。

私もオンラインレッスンを受けてみましたが、人気のダンサーで1000人くらいが生徒として受けるレッスン。

レッスンの終盤に先生がデモンストレーションとしてダンスを見せてくれた時に、先生の家の電波が悪くて全てがカックカク!

しかも瞬間移動のような動きになってしまって、こんな先生のダンス見たことないぞー!ラッキー!って思ってしまいました(笑)

ダンスレッスンをお金をとってやるならばこれはナシですよね。

 

まずは電波環境を良くしましょう!何十人も繋がるようなレッスンだと、さらにネット環境が良くないと動画が遅れたり早くなったりと、不安定になってしまいます。

音源チェックは1番重要

ただでさえ音質が悪く、スタジオでスピーカーから流れてくる音を想像してオンラインレッスンを受けるとがっかりしてしまいがち。

なので音チェックはレッスン前にやっておくとレッスンがスムーズに行えるようになります。

カメラはミラーリングが1番わかりやすい!

カメラはミラーリングが1番わかりやすいです。

普段のレッスンだと先生の背中越しに鏡を見て、先生の動きを見ながら踊っているのですが、オンラインレッスンでは前向きの対面スタイルが受けて側からして1番わかりやすいです。

後ろ向きで踊って鏡ごしに踊っているのをカメラでとっているのを見て覚えられるのは、ダンスレッスンにめちゃめちゃ通っている人だけ。

初心者は対面レッスンが1番わかりやすいので、なるべくミラーリングしてあげましょう!

幼児レッスンは対面で余裕になろう

幼児さんレッスンはダンスもシンプルでわかりやすいのでそのまま対面で右手のことを左手!と言いながらレッスンしてます。

幼児レッスンをやってる人なら右手と左手を逆に言えるようにして、対面でレッスンをしてあげる方がいいですよー!

保育園や幼稚園でダンスレッスンをする時、鏡がない場所がほとんどですから、対面レッスンができるようにしておくと便利です。

ミラーリングしてないのにそのまま言葉で伝えるとややこしい

先生が右手のことを右手と伝えながら振り付けを教えるとめちゃめちゃややこしいです。

目で見る情報と耳で聞いた情報に差があるために混乱します。

ダンサーでも混乱するのに、キッズや一般の人ができるわけありません。

ミラーリングできないで右手を右手としてレッスンをするのであれば、後ろ向きでも踊ってあげるとわかりやすいですよ!

受ける人にとってわかりやすいレッスンができると良いですね!

zoomのミラーリング機能は自分だけミラーリングする

補足ですが、zoomのミラーリング機能は自分だけミラーリングしてしまいます。生徒側からしたらミラーリングしてません。

Windowsのパソコン使っている人は、パソコン自体にミラーリング機能があるらしいですよ!なのでその機能を使えばそのまま右手を動かして、相手も対面で右手になります。

とはいえ、ダンサーはみんなMacを使ってる気がしますがね。

zoom ダンスレッスン

マイクのノイズキャンセルは必須だった!

zoomのマイクのノイズキャンセルを絶対やっておいた方がいいです。

zoomは周囲の音を判別するように近い音を拾ったら遠くの音は聞こえなくなるし、遠くの音を拾おうとしたら近くの音は聞こえなくなるように勝手に最初から設定されてます。

つまりどういうことが起こるかというと、

デバイスの横にスピーカーなどで音を流して、先生が遠くに行っていくら声を張ったとしても聞こえないのです。

実はこれ、ノイズキャンセル機能を知らなくて随分やってしまったミスでした。

ノイズキャンセルやっときましょう!

音源はパソコンから出すのが一番きれいに聞こえたので、オンラインレッスンをする時、私はパソコンから出すようにしています。

教える場所などで音質が変わってくる!?

自宅で教える先生が、パソコンで流した音よりも、スピーカーで流した音の方がきれいに聴こえました。

部屋の広さと反響が原因なんじゃないかなと思います。

音を出すものが多いならば、スピーカー、パソコン、携帯電話など、色々試してみてなるべくいい音質で聴こえるように調整すると、受ける生徒さんにとってより良いレッスンとなるでしょう。

もう一度言いたい、レッスン音源はチェックしておけ!

もう一度言いたいくらい、くれぐれも注意すべきは音源チェックです。

せめて、レッスンの振り付けで踊る音源はちゃんと聴こえるかのチェックをすべきです。

踊り出したら聴こえない音だったレッスン

私のスタジオで実際起こったことです。振り付けが終わり、音に合わせてやろうとしたところ、なぜか踊り始めるところから音が聴こえてほとんど聴こえず、無音で踊る感じになってしまったレッスンがあります。

先生は元気よく踊りますが、生徒は聴こえてないのです。

前奏部分は聞こえるのに、踊り出しから無音で、なんだかウヤムヤになってしまいました。

怪奇現象のようで面白かったですが、質の良いレッスンを心がけるのであれば音源チェックは必ず行いましょう。

 

水のゴポゴポした音を使ったレッスン

ちょっとマニアックな水のゴポゴポ・・・っていう音からさらにビートが乗ってくるような音楽でHIPHOPのレッスンを行った先生がいます。

水の音が前奏部分でしたが、よく聴こえず、ゴポゴポからカウントを聴いて踊り出す生徒たちは困惑顔。

すかさず「先生、ちょっと聴こえてません!」と助け舟を出しました。

わかりましたか?

事前の音源チェックはとっても重要なのです。

背景にも気配りを同一色NG!

オンラインでダンスレッスンをする時には背景にも気配りしてあげましょう。

ある先生で、上下白いおしゃれな服を着てオンラインダンスレッスンをして、後ろの壁と同化して見えづらい先生がいたそうです。

レッスンの最後に「先生、壁と同化してよく見えません。」と生徒が伝えたそうです。

もし壁と同化して見えづらかったらレッスンの最初に言ってあげてください。

先生も辛いです。

 

背景にもこだわりましょう!

背景がごちゃごちゃしてる先生もマジで見えづらいです。

受けて側の立場に立ってみると良いですね。

受ける人も慣れが必要

オンラインレッスンをやっている生徒たちに片っ端から感想を聴いてみました。

まとめていうならば、オンラインレッスンを受ける側も慣れが必要です。

ミーティングに入れません!どうしたら良いですか?

よくあるのが、レッスンを開始してもミーティングに入れない人です。

①事前にミーティングに入る練習をしておく

②ミーティングIDが間違っていないか確認しておく

③パスワードが間違ってないか確認する

 

この3つが受けて側の最初の鬼門となります。よくあることなので、落ち着いて対処してください。

音が聞こえません!

次に来るのが音が聞こえないという問題です。これはzoomに入ってからやる設定です。

音が聴こえない→オーディオを設定する

マイクが聞こえない→ミュートを外す

これらは最初にやりがちなミスなので慣れれば大丈夫です!私のスタジオでは、ミーティングに入っている人にやり方を教えてもらってなんとかやっていました

zoom やり方 

ミュートのONとOFF

ミュート機能をOFFにしないと、受けて側の家の音が丸聞こえです。家の音を拾ってしまうと、レッスンの音が遮られるので、レッスンを受けている時はミュート機能を使います。

レッスンを受けるならばミュートのONとOFFを使いこなせるようにしましょう。

慣れれば幼児さんも「ミュートにしてー!」の指示だけで、ミュートボタンを押してくれます。

 

まとめ:先生も生徒も慣れが必要!

オンラインレッスンをやってわかったことは、先生も生徒も“慣れ”が必要です。

「オンラインレッスンあんまり好きじゃないんだよねー。」

「オンラインレッスンはよくわかんない。」

っと言って中にはオンラインレッスンに後ろ向きな先生も生徒もいらっしゃいます。

しかし、コロナでなかなか人の動きを自粛しなければいけない今はオンラインレッスンをやるかどうかが今後のダンススタジオの生き残りにかかると思います。

私のスタジオでは先生はほぼ全員オンラインレッスンができるようになり、全体の70%の生徒はすでにzoomの使用とオンラインレッスンを受けることに慣れています。

コロナの第二波に備えること、そしてオンラインレッスンで新たに、全国からダンスレッスンを受けられる生徒を増やせるようにしていきましょう!

そして家でもダンスレッスンができるハッピーを増やしていきましょう!

ダンススタジオをまだまだ潰さない!やればできます!応援してますよ!

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

 

 

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