【ダンサーがダンススタジオを作る】経営に無知な人が経営してわかったこと

ダンススタジオ

人生で紆余曲折ありまして、経営に無知な私がダンススタジオを経営することになりました。そこで経営者としての道のりはまだ途中ですがわかったことを書いていきます。

この記事はこんな人におススメです!

・ダンススタジオの経営に興味がある方
・ダンススタジオを将来経営したいと思ってるダンサーの方

 

結論からいうと、

経営に無知であってもダンススタジオ経営は作るれるし、頑張れば黒字化できます。

上記を説明していきます。

この記事を書いているのはダンス指導歴17年のインストラクターでダンススタジオを経営しています。ダンサーとしては無名です。

それでは宜しくお願いいたします。

 

経営に無知な私のダンススタジオ経営戦略

ダンススタジオを作ることになり、まず考えなければいけなかったのが経営戦略です。

どのようなスタジオの経営にするかをどんどん決めていきます。

決めることがあまりにも多すぎていちいち考えられないので、決めるスピードは必然的に早くなっていきます。

ダンススタジオのコンセプトを決める

自分の経営するダンススタジオはどんなスタジオでどんな人に向いているのか、

ターゲットを絞るためにスタジオのコンセプトを決めました。

規模は何名くらい?→200人〜300人くらい

1レッスンあたりの平均人数は大人クラス7名キッズクラス10名前後

こんな感じです。

全体のクラスのキッズと大人の割合としては

キッズ半数、大人半数の老若男女通える地域密着型のダンススタジオ

このように設定してレッスンスケジュールを組んでいきました。実際の現状はというと、

キッズ3分の2、大人3分の1の割合になりました。

地域のダンススタジオには大人よりも子供が集まります。

ダンススタジオを経営してから行動したこと

そこでキッズを増やすために、スタジオ近辺の保育園や幼稚園に自ら営業に行き、提携してもらえるようにしました。小学生になったらダンスに興味をもってくれるといいなって思ったからです。

営業の仕方は上手い人の真似っこすれば良い

営業の仕方もググって名刺交換や社会人としてのマナーを身につけていきました。

社会的に信用してもらうのって大事なことです。無知で無名のダンサーの私を経営社として信頼するのって、なかなか出来ないですよね。

その頃から派手な髪色はやめて経営者っぽくしてみたりして、服装などにも気を使えるようになりました。爽やかで好感度作戦です。

同時に、スタジオに来る営業の人でどんな人が感じがよくて一緒に仕事したいと思うかというのも研究しましたね。盗めるところは全て盗みました。

営業はうまくいき今では幼稚園2つと保育園2つと提携しております。

経営もやってみなければわからないことってあります

子供達にもダンスを最初から「できない」って言わせないようにしてとりあえずやってみようと声かけしています。

あーでもないこーでもないを考えるよりとりあえずやってみることは仕事でも大事なことですね。

考えている間に先を越されてはいけません。思い立ったらソッコーでやりましょう。

今後はキッズに特化したダンススタジオを作るのも良いかもしれませんね。

夜は早く帰れそうです(笑)

お金がかけられないので自力でやるとスキルが身についた

ダンススタジオ経営で初期費用としてお金がかけられなくて時間をかけてやったことがあります。

外注しないで自力でやったこと

・スタジオのホームページ作成

SEO対策

・動画製作

この三つは一人で時間をかければできました。

最初のチラシ作成だけ知り合いのデザイナーさんに頼みましたが、Photoshopが使えるようになった今では自作できています。

まったくできないことも時間をかければどうにか出来るようになります。

そして技術が付いていくので、これは自力でやって良かったなと思います。

私が出来るようになったスキル

HP作成

SEO対策

Photoshop

睡眠時間を削って毎晩スタジオでホームページ作成をやりました。

経営の最初はめちゃやることが多いです。その間もダンサーとしてレッスンを持っていたので、最終的には睡眠時間を削ってやってましたね。

自力でやってわかったこと

知識もスキルも身についたのでweb関連のことは割と出来るのですが気づいたことがあります。

それは、いくら出来るようになったとしてもその道のプロには敵わないということです。

WordPressを使ってのホームページ作成

SEO対策

Photoshopを使ってのチラシの作成

これらは大体ググれば答えがわかるしできるのですが、プロが作ったものには決して敵わないです。デザインセンスとかってやっぱりしっかり勉強しないとデザインのアイデアなんて浮かんでこないですからね。

外注できるならそのほうが良いですね。お金がかかりますが。

ダンススタジオ経営をするならやっておいたほうが良かったと思うこと

ダンススタジオをこれから経営するならばやっておいたほうが良かったなということをアドバイスします。

経営に無知ならば沢山のスタジオに通えばいい

私は経営には無知でしたがダンススタジオには沢山通っていたので、スタジオの良いところやダメなところは把握出来ていました。

だから自分のダンススタジオを持った時も「このスタジオのこういうところは見習おう」と考えることができました。経営に無知でもダンススタジオについてはよく知っていたからスタジオ経営が出来たのかもしれません。

インストラクターはなるべく被らないようにしたほうがいい

1つのジャンルに特化したしたダンススタジオでなければ、私のダンススタジオくらいの規模であるならインストラクターはなるべく被らないほうが良いです。

どういうことかというと、例えば同じようなスタイルのHIPHOPの先生や同じようなダンススタイルのJAZZのを入れると、差別化出来ないですよね。

お客さんもどっちを選べばいいのかわからなかったりするのはもちろん、ダンサー同士でも生徒の取り合いや比べられる感からギスギスしてしまいそうです。

ですのでなるべくいろんなスタイルのジャンルを入れてみてください。

スタジオ内で先生の唯一無二感を作り上げると良いです。

ジャンルは少ないところから徐々に広げていく

私のスタジオでは当初、HIPHOPが多めでした。最初の頃はダンスはみんなHIPHOPしか知らない人達だらけだったので、JAZZLOCKなどの他のジャンルがあるのも知らなかったし、ダンスのジャンルを区別出来ない状態でした。

それから徐々にダンスに慣れてもらい、色んなジャンルを入れていくと発展していきました。このやり方がダンス知らない人にジャンルを広めるにはおススメです。

お金に詳しいほうが良かったかも

経営のことが無知過ぎるので、少しだけ勉強しておけば良かったかなと思います。

本で良いので2〜3冊でも読んでいたら料金設定が適当じゃなかったかもしれませんね。

私もダンサーなので先生の報酬が低過ぎるとモチベーションが上がらないから先生に優しい経営方針にしたんです。なので先生は辞めていかないけど、人件費がすごい(笑)

経営の知識が欲しかったです。

継続力:社長になったらやることしかない馬車馬になって働け!

「社長になったらやることしかないんだから馬車馬になって働け!」

税理士さんに言われた言葉で今も原動力となってます。社長が足を止めちゃいけないんです。やらないことってないんです。とりあえずやってみる。やってみることが大事なようです。おかげさまで、働き続けてダンススタジオを黒字化できました。これからも働き続けてダンス楽しいって感じる人を育てていきたいと思います。

実際には、幼稚園との提携は3年かかりました。まあ、幼稚園の体育館ホールを改築工事をしていたからなのですが、それでも何かと幼稚園に通って園長先生との信頼関係を構築しました。本当に園長先生には感謝しかありません。

継続したら見えてくるものがあります。まずはとにかく早く行動してダンススタジオを継続してみてください。それから改善していけば良いのですから。

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