【ダイエット】ダンサーなら痩せていたほうがいいわけではない理由

ジャンル

ダンサーを目指している人で身体作りをきちんとしている人はどれだけいるでしょうか?

体型ってダンスに関係あると思いませんか?

 

ダンサーなら痩せていてスラっとしたスレンダー体型のほうがいいかというと必ずしもそうではありません。

スラっと引き締まった身体の方が素敵に見えるダンスもあれば

太っていた方が見栄えがするダンスもあります。

結論からいうと次のようになります。

身体作りをしていけばダンスは必ず成長するということです。

この記事は、ダンスをするためにどんな身体作りが必要なのか興味がある方に向けて書きます。

 

体型の話はあくまでも個人的な意見ですので参考にする程度にしてください。

この記事を書いているのは、ダンス指導歴20年、ダンススタジオを経営して県で強豪校のダンス部をコーチしているダンスの先生です。

 

それでは宜しくお願いします。

 

ダンスのジャンルにあった体型とは?

ダンスのジャンルにあった体型とはどのような体型なのかはつぎの通りです。

 

バックダンサーなら痩せていた方がいい

アーティストのバックダンサーをやるのであればビジュアルも重要視されます。

ですからあまりにも太っているならば到底バックダンサーにはなれません。

痩せて引き締まった身体を手に入れましょう。

またアーティストのバックダンサーはツアーを回ったり何曲も踊るハードな仕事なので筋力や体力もつけておくのがベストです。

アーティストのバックダンサーならば身長も必要になってきますよね。テーマパークダンサーも同じようにビジュアルがいい方がいいですね。ファンがつくような仕事なので体型にもこだわった方が良いでしょう。

JAZZダンスは引き締まってなんぼでしょう

JAZZダンスは身体が引き締まって無駄なものがない方が見栄えが良いです。

足が綺麗に上げたり、全身を使った動きが多いJAZZダンスは引き締まった身体が必要不可欠です。

バレエと似てますよね。身体に無駄なものがない方が綺麗です。衣装も映えます。

 

大野木純子 Choreography | Gravity Sara Bareilles

ダンス部も体型って大事

私がコーチとして指導しているダンス部にはもう一人コーチがいます。寿子先生です。

私がダンス部時代の顧問の先生で、退職された後もダンス部を指導してくださっているレジェンドです。

寿子先生は生徒には言わないですが、まさに“デブ嫌い”です。太っているボテっとしている生徒のダンスが嫌いで引き締まった身体の子が好きです。

なので太っている子はどんどん後ろの方にされます。前の方で踊る子はみんな体型が良いです。

夏なんかは特に「身体を引き締めなさい!」と言って生徒たちの体づくりをサポートしています。

HIPHOPならガリガリはNG!?

HIPHOPはガリガリよりもガッチリしていた方が見栄えが良いでしょう。

ガリガリだと重低音に負けてしまうからです。

だからみんな太めのスエットにパーカーやサイズの大きいTシャツを着て踊るのです。

ジャストサイズの子

洋服ならジャストサイズで自分にピッタリ合ったものを着たいのはわかりますが、HIPHOPをやるなら1-2サイズくらい大きめを着ましょう。

ジャストサイズでピチピチでガツガツのHIPHOPを踊ってる子もいるんですが、正直言って見栄えはしないです。

スタイルが目に入ってしまうんですよね。

あとはポージングや角度をかっこよくするために大きめの服をきてガリガリを見せない工夫も良いでしょう。

 

みんな最初はピチピチを着てくる

子供も大人も男女問わず、ダンス未経験者はピッチピチのTシャツとピッチピチのパンツを履いてきます。最近来た大学生の男の子はジーパン履いてレッスン来ました。

身体が細身でピチピチを着てくるとシルエットがガリガリなのでダンスをするときはオーバーサイズを着ると良いですよ。それだけで見栄えが変わりますから。

来てる服でダンスのうまさが変わるならレッスン着を変えてみるのは一つの手だと思います。

なんか自分のダンスの形がかっこよくないなーって思ったらやってみて下さい。

 

HOUSEは痩せる細長い人が踊っているイメージ

軽やかな足のステップを踏むHOUSEダンサーで太ってる人って見たことないですね。まあHOUSEって有酸素運動のようにステップを踏んでるので踊るだけでどんどん痩せていく気もしますよね。

また、太っているとHOUSEは怪我しそうですよね。

膝と足の負担が半端ないです。

 

POPなら太ってた方が弾ける

POPは太っていた方が得って言います。

筋肉を弾いた後に脂肪も揺れるので弾ける強さの見栄えが違うってよく聞きますね。

ですが、最近のダンサーさんは細身の方が多い気がします。

私もPOPとアニメーションを始めた頃はめちゃめちゃ太りました。

特にアニメーションダンスは筋肉は使うけど実際にそこまでハードに踊ってはいないんです。なのに食べる量が増えて筋肉も増えて太りました。

今はそこそこ痩せてキープしていますが、太ってた頃と比べてPOPが強くなったかと言えばそうでもないですね。

まあ、脂肪があれば見栄えするPOPができるってことですかね。

体型が関係ないダンス

体型は関係ないダンスもありますね。

フィンガータットやタットダンスは正直言って体型は関係ないです。

指と手しか動きませんから。

P-Nutの達人フィンガータット・パフォーマンス公開/バンドエイド『Dancing BAND AID(踊るバンドエイド)』CM

体型は関係なく老若男女楽しめるでしょう。

補足ですが、タットは手首が柔らかいほうが良いです。

手首を90度以上に曲げられるようでしたらタットの形が綺麗に出るのでおすすめです!

ダンスも体型も自己表現の一部

ダンスも体型も自己表現の一部だと思うと良いでしょう。

渡辺直美さんも体型とダンスをお笑いで使い、アーティストとして世界で活躍しています。あの体型がなかったらきっとここまで彼女のダンスの凄さが伝わらなかったと思います。

1年で30キロ増量した師匠の話

私のPOPダンスの師匠はElectric Boogaloos(エレクトリックブガルーズ)のメンバーであるスキーターラビットに憧れて1年で30キロ増量したそうです。

skeeter rabbit r.i.p

↑スキーターです。かっこよい!この体格だったら迫力ありますよね!

 

師匠はスキーターラビットに会った時にあまりの体格の大きさに度肝を抜かれたそうで、自分も体格を大きくしたいと思ったそうです。

一年で30キロってどんなことをすればそれだけ大きくなれるのかちょっと想像がつきません。

しかしそれほどまでにダンスを愛し体格を変えたいという熱意が伝わってきますよね。尊敬です。

 

まとめ ダンスが上手くなりたかったら体型も気にしてみよう

ここで言いたいのは

身体作りが大事だということです。

どんなダンスを踊るにせよ身体を使って踊ります。

いい楽器で弾く音と安物の楽器で弾くのでは音が全然違うのは周知の事実です。

ダンスも同じです。

踊りたいダンスが素敵に踊れるように身体作りに目を向けてみましょう。

必ずダンスが変わりますからね。

理想のダンスができるように、体づくりしていきましょう。

ではまた!

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